ちゃとまに 制作・著作 KSK-PROJECT

ヒット歌手名鑑

TOP10入りした歌手の全データベース


1967(S42)年

♪5月の日劇ウエスタン・カーニバルでGSブーム到来♪

黒沢明とロス・プリモス ザ・タイガース

印は紅白出場歌手
売上枚数は1968年1月4日付以降のもの
(ヤマハ銀座調べ 1967年5月4日付)
No. TOP10
登場週
アーティスト タイトル
(初登場曲)


売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
67/05/04 水原 弘 君こそわが命 1 - 作詞:川内康範
作・編曲:猪俣公章
59年「黒い花びら」で第1回レコ大に輝き、井上ひろし、守谷浩と“3人ひろし”と呼ばれた人気歌手。愛称おミズ。65年暴力団絡みの賭博事件で表舞台から消えたが、この曲で紅白に6年ぶりカムバック。タイトルは川内康範原作の連載小説から。59年「黄昏のビギン」はちあきなおみのカバーも有名。ギャンブルとアルコール依存症に陥り、78年巡業先の九州で42歳の若さで急死。アース製薬『ハイアース』のホーロー看板でもおなじみ。
67/05/04 石原裕次郎 夜霧よ今夜も有難う/粋な別れ 2 0.3 作詞・作曲:浜口庫之助
編曲:山倉たかし
(1987年「北の旅人」でオリコンTOP10入り)
67/05/04 菅原洋一 知りたくないの 3 2.0 作曲:ドン・ロバートソン
訳詞:なかにし礼
編曲:早川博二
(1970年「今日でお別れ」でオリコンTOP10入り)
67/05/04 坂本 九 レットキス (ジェンカ) 4 - 作詞:永六輔
作曲:R.LEHTINEN
編曲:前田憲男
「ジェンカ」でおなじみのフィンランド民謡。ミリアム・マケバの「パタ・パタ」と並ぶフォークダンスの定番曲。パラ・キンのボーカルとして60年「悲しき六十才(ムスターファ)」「ステキなタイミング」が大ヒット。翌年NHK『夢であいましょう』から生まれた「上を向いて歩こう」で一躍人気者になり、「スキヤキ」のタイトルで63年全米No.1に。慈善活動にも熱心だった九ちゃん、85年の日航機墜落事故で還らぬヒトに...
67/05/04 三田 明 カリブの花 5 - 作詞:山上路夫
作・編曲:吉田正
62年NTV系のスカウト番組『ホイホイ・ミュージック・スクール』に出て、翌年「美しい十代」で歌手デビュー。キャッチフレーズは“近来まれにみる美少年”。写真界の巨匠・秋山庄太郎も「日本一の美少年」と絶賛し三島由紀夫もファンだった。橋、舟木、西郷の御三家に三田を加え“四天王”と呼ばれ、72年のハイジャック事件や二重の整形も話題に...
67/05/04 和泉雅子・山内 賢 二人の銀座 6 - 作詞:永六輔
作曲:ベンチャーズ
編曲:川口真
66年ベンチャーズのカバー。TVでほとんど唄わなかったが、翌年二人のコンビで映画化された。和泉は吉永小百合、松原智恵子と“日活三人娘”と呼ばれた元子役。愛称マコちゃん。歌はヘタだったがのちに冒険家に転向し、89年北極点到達をなしとげた。山内も子役出身で『俺はあばれはっちゃく』の先生役もおなじみ。兄は俳優の久保明。2011年肺炎で他界。当初は越路吹雪が歌う予定だった曲。
67/05/04 荒木一郎 紅(くれない)の渚 7 - 作詞・作曲:荒木一郎
編曲:寺岡真三
本人も出演した『今夜は踊ろう』の映画挿入歌。もともと文学座の俳優で63年NHKドラマ『バス通り裏』でデビュー。66年「空に星があるように」で歌手デビューし、その年のレコ大新人賞に。67年「いとしのマックス」で紅白初出場。75年「君に捧げるほろ苦いブルース」(39位)が久々にヒット。加山雄三と並ぶシンガーソングライターの草分け。
67/05/04 加山雄三 二人だけの海 8 - 作詞:岩谷時子
作・編曲:弾厚作
(1967年「別れたあの人」でオリコンTOP10入り)
67/05/04 フランク永井 大阪ろまん 9 - 作詞:石浜恒夫
作・編曲:吉田正
(1977年「おまえに」が15万枚ヒット)
67/05/04 岸 洋子 想い出のソレンツァーラ 10 - 詞曲:D.Marfisi C.Darbal Bacara
作詞:水野汀子
編曲:若松正司
(1970年「希望」でオリコンTOP10入り)
(オリコン調べ 1967年11月2日付〜)
0 67/11/02 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 北国の二人 1 8.3 作詞:橋本淳
作曲:井上忠夫
米の音楽番組『エド・サリバン・ショー』にも出演した元祖GS。65年「青い瞳」でデビューし、66年GS唯一の紅白出場。67年「ブルー・シャトウ」でレコ大に。66年ビートルズ来日公演では前座も務めた。68年「脱GS宣言」して歌謡路線に転向したが73年解散。メンバーに故・井上忠夫(大輔)やニューブリードのバンマス・三原綱木もいた。
1 67/11/02 奥村チヨ 北国の青い空 〜HOKKAIDO SKIES〜 2 3.3 作詞:橋本淳
作曲:ベンチャーズ
編曲:川口真
スクール・メイツから65年「あなたがいなくても」で歌手デビュー。同年「ごめんねジロー」が大ヒット。コケティッシュな魅力で"和製シルヴィ・バルタン"といわれた。最大ヒットはNHKで放送禁止になった69年「恋の奴隷」(2位)。74年作曲家・浜圭介(元歌手の浜真二)と結婚引退したがのちにカムバック。姪は女優・麻生祐未。ベンチャーズのカバー。
2 67/11/02 ザ・タイガース モナリザの微笑 3 3.8 作詞:橋本淳
作・編曲:すぎやまこういち
Vo沢田研二(ジュリー)、G加橋かつみ(トッポ)、Dr瞳みのる(ピー)、G森本太郎(タロー)、B岸部修三(サリー)による京都出身の5人組GS。65年結成。67年「僕のマリー」でナベプロからデビュー。GSではNo.1の人気だった。69年3月加橋がパリに逃避行し、代わりに岸部シロー(サリーの弟)が加入。71年1月解散。81年再結成し「色つきの女でいてくれよ」(4位)が大ヒット。サリーは岸部一徳と改名し俳優に。ピーは高校の教師に。
3 67/11/02 ヴィレッジ・シンガーズ バラ色の雲 4 0.9 作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
編曲:森岡賢一郎
66年10月「暗い砂浜」でデビュー。翌年メンバーチェンジを経てフォーク系からGSに転向し、この筒美京平の出世作が一躍大ヒット。68年「亜麻色の髪の乙女」は島谷ひとみが2002年カバーしてリバイバル・ヒット。事務所はホリプロ。GSではワイルドワンズのライバル的存在。ドラムス林ゆたかは奈美悦子の元ダンナ。71年解散。
4 67/11/02 伊東ゆかり あの人の足音 2 4.2 作詞:有馬三恵子
作曲:鈴木淳
編曲:森岡賢一郎
バンドマンの父からジャズを学び、59年「クワイ河マーチ」で11才で和製ポップス歌手としてデビュー。中尾ミエ、園まりと「ナベプロ3人娘」を結成後、67年歌謡曲に転向し「小指の想い出」が大ヒット。69年には紅白の司会も務めた。歌のウマさには定評があり、TBSの音楽番組『サウンド・イン"S"』のレギュラーも。最近は女優としても活躍。
5 67/11/02 舟木一夫 夕笛 6 0.5 作詞:西条八十
作曲:船村徹
銭湯で唄っていたのをスカウトされ、63年“学ラン姿”で唄ったデビュー曲「高校三年生」が爆発的ヒット。不良っぽい雰囲気で人気を集めた元祖・青春歌謡歌手。橋幸夫、西郷輝彦と"御三家"と呼ばれ、66年「絶唱」でレコ大歌唱賞受賞。主演映画も多くドラマ『銭形平次』の主題歌もおなじみ。この「夕笛」が最後のTOP10ヒット。人気低迷を苦に自殺未遂を繰り返したこともあったが、74年ファンだった女性と結婚。
6 67/11/02 スコット・マッケンジー 花のサンフランシスコ 7 6.1 詞曲:J.Phillips フラワームーブメントの『モントレー・ポップ・フェスティバル』のテーマ曲として作られたフォーク・ロック。原題は「サンフランシスコ」。作曲者は「夢のカリフォルニア」が大ヒットした"ママス&パパス"のジョン・フィリップス。2012年8月ロサンゼルスの自宅で逝去。
7 67/11/02 ザ・ワイルド・ワンズ 青空のある限り 8 0.3 作詞:安井かずみ
作・編曲:加瀬邦彦
66年のデビュー曲「想い出の渚」が大ヒット。湘南出身で湘南サウンドといわれたナベプロの4人組GS。68年チャッピー(渡辺茂樹)が加入し5人編成に。グループ名は加山雄三が星占いで命名した。リーダー加瀬邦彦は寺内タケシとブルー・ジーンズの元メンバーで、タイガースの「シー・シー・シー」やジュリーの「危険なふたり」「TOKIO」も作曲。
8 67/11/02 黛 ジュン 霧のかなたに 9 1.9 作詞:なかにし礼
作・編曲:中島安敏
4才から船村徹音楽学院に通い、本名の"渡辺順子"で64年「ダンケ・シェン」でデビュー。67年改名して再デビュー曲「恋のハレルヤ」が大ヒット。セシール・カットと超ミニで人気者に。翌年「天使の誘惑」(3位)でレコ大受賞。裕ちゃんの石原プロ所属。70年ベーシストの江藤勲と結婚引退したが離婚して復帰。83年初出演したロマンポルノ『女帝』の脱ぎっぷりも話題に。兄は作曲家・三木たかし。
9 67/11/02 黒沢 明とロス・プリモス ラブユー東京 1 32.7 作詞:上原尚
作・編曲:中川博之
オリコン最初の公式No.1。66年発売のデビュー曲で当初「涙とともに」のB面だったが、有線から火がつきムード歌謡コーラスブームに火をつけた。68年「たそがれの銀座」(7位)で紅白初出場。もともとラテン・コーラスグループ。ひょうきん族でセルフカバーした「ラブユー貧乏」(72位)もおなじみ。ボーカル森聖二は2009年に心不全で他界。
10 67/11/30 佐良直美 世界は二人のために 2 19.1 作詞:山上路夫
作・編曲:いずみたく
もともと「明治アルファチョコレート」のコマソン用に作られた曲。初回プレスはたった3,000枚、全国を手売りで行脚しレコ大新人賞に輝いた結婚式の定番曲。69年「いいじゃないのしあわせならば」でレコ大受賞。ドラマ『ありがとう』『肝っ玉かあさん』や紅白の軽妙な司会も人気だったが、80年レズ騒動で紅白落選。以後芸能界から離れ動物関係の会社を経営していたが、2010年に27年ぶり新曲を発売。
11 67/11/30 デイブ・ディー・グループ オーケイ! 3 11.0 詞曲:Howard Blaikley ボーカルでリーダーのデイブ・ディー率いる英スコットランド出身の5人組ロックバンド。正式名はDAVE DEE,DOZY,BEAKY,MICK&TICHだが、あまりに長いので日本では表記を省略。65年結成、中世貴族風な衣装も人気だった。この曲はザ・カーナビーツがカバーし、次作「キサナドゥの伝説」はジャガーズのカバーもヒット。最近グッチ祐三がチキンラーメンのCMで替え唄していた。
12 67/11/30 橋 幸夫 佐久の鯉太郎 6 4.8 作詞:佐伯孝夫
作・編曲:吉田正
60年「潮来笠」(いたこがさ)で17才でデビューした歌謡界のプリンス。62年吉永小百合と唄った「いつでも夢を」、66年「霧氷」で2度レコ大に輝いたが、のちに審査員買収事件がアカルミに(本命は加山雄三)。元祖リズム歌謡「恋をするなら」や「恋のメキシカンロック」「子連れ狼」も大ヒット。特技はボクシング。63年暴漢にサーベルで切りつけられる事件も。87年プロデュースした40億円アイドル「セイントフォー」が大コケし、リバスターの副社長を解任。71年JALの国際線スチュワーデスと結婚したが2018年離婚、直後に50代女性と再婚。
13 67/11/30 寺内タケシとバニーズ 運命/未完成 8 7.3 作曲:Beethoven
編曲:寺内タケシ
"エレキの神様"こと寺内タケシがブルー・ジーンズ脱退後に結成したエレキバンド。ベートーベンの「運命」のカバーだが、テレビで一度演奏したところ大反響となりアルバム「レッツ・ゴー運命」からシングルカット、レコ大編曲賞を受賞した。67年三橋美智也との三味線バトル「津軽じょんがら節」(73位)もおなじみ。メンバーに黒沢年雄の弟でヒロシ&キーボーの黒沢博がいた。
14 67/11/30 加山雄三 別れたあの人 9 3.3 作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
編曲:宮川泰
60年映画デビューし『若大将シリーズ』で人気爆発。66年「君といつまでも」の大ヒットで加山ブームを巻き起こした。地元・茅ヶ崎には“加山雄三通り”も出現。シンガーソングライターの草分けで、弾厚作は彼のペンネーム。父親は俳優の上原謙。このムード歌謡路線で2度目の紅白出場。次作「幻のアマリリア」(8位)が最後のTOP10入り。70年オーナーを務めたパシフィックホテルの倒産で莫大な借金を抱えた。
15 67/11/30 布施 明 愛のこころ 4 10.0 作詞:なかにし礼
作曲:平尾昌晃
編曲:森岡賢一郎
初代スクールメイツ出身。65年ボビー・ソロのカバー「君に涙とほほえみを」でデビュー。68年「霧の摩周湖」で紅白初出場。75年ミリオンセラー「シクラメンのかほり」(1位)でレコ大に輝いた。NTV系ドラマ『青春とはなんだ』の主題歌「これが青春だ」も有名。加賀まりこと破局後、80年女優オリビア・ハッセーと米マイアミで結婚したが89年破局。その慰謝料は莫大だった…。2013年「SHOW ME」の森川由加里と再婚。
16 67/12/07 森 進一 命かれても 4 30.9 作詞:鳥井実
作曲:彩木雅夫
編曲:猪俣公章
中学を出て集団就職で上京、スクールメイツから66年「女のためいき」でデビュー。その声がキワモノ扱いされ新人賞は逃したが、68年"ためいき路線"でLPが60万枚の新記録。69年「港町ブルース」(1位)がミリオンセラー。74年「襟裳岬」(6位)でレコ大に。85年からアフリカ難民チャリティ「じゃがいもの会」を主催。80年大原麗子、86年森昌子と2度結婚したが離婚。長男はONE OK ROCK(元NEWS)の森田貴寛。もともと「母恋い人生」のB面。
17 67/12/14 モンキーズ モンキーズのテーマ 4 18.9 詞曲:Tommy Boyce・Bobby Hart ビートルズの対抗馬として結成されたデイビー、ミッキー、ピーター、マイクの米の4人組アイドルバンド。66年「恋の終列車」でデビュー。TV番組『ザ・モンキーズ』は日本でも人気を集め出す曲すべてヒット。68年の「デイドリーム」(4位)は80年コダックのコマソンに使われ「デイドリーム・ビリーバー」と改題してリバイバルヒット。マイク・ネスミスは71年「シルバー・ムーン」(25位)もヒットした。
18 67/12/21 ザ・スパイダース いつまでも どこまでも/バン・バン・バン 4 14.2 作詞:佐々木ひろと
作曲:かまやつひろし
編曲:林一
Vo堺正章(マチャアキ)、Vo井上順(ジュン)、Gかまやつひろし、G井上孝之(現・堯之)、B加藤充、Key大野克夫、Dr田辺昭知(現・田辺エージェンシー社長)の7人組。この曲は井上順のソロで、バックでマチャアキがタンバリンを叩いていた。このバンドに限らず69年に入ってGSブームが失速、71年1月に解散した。
このほか1967年ヒットとしたと思われる歌手 (1968年1月チャートから抜粋)
- 発売日 アーティスト タイトル

売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
- 66/06/10 悲しい酒 美空ひばり (35) - 作詞:石本美由起
作曲:古賀政男
編曲:佐伯亮
(1968年「むらさきの夜明け」でTOP10入り)
- 67/04/25 井出せつ子(歌う ミス平凡) 黒い霧の街 (40) 0.6 作詞:関沢新一
作曲:山路進一
北九州出身の19才。本名・井出節子。66年度のコロムビア全国歌謡コンクール最終決戦で優勝し、翌年4月この曲でデビュー。当初「歌うミス平凡」名義で発売された。ちなみに、63年度のミス平凡は都はるみ、64年度のミスター平凡は松山まさる(後の五木ひろし)である。
- 67/05/25 美空ひばり、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 真赤な太陽 (13) 0.2 作詞:吉岡治
作曲:原信夫
編曲:井上忠夫
歌謡界の女王・美空ひばりとGSの雄・ブルコメによる異色コラボ。作曲をシャープス・アンド・フラッツの原信夫、アレンジをブルコメの井上忠夫が手がけたGS歌謡の金字塔。TVではひばりが大胆なミニスカートで唄っていた。黛ジュンの競作盤はひばりサイドのクレームで発売直前でおクラに…
- 67/06/01 ザ・カーナビーツ 好きさ 好きさ 好きさ (14) 0.5 作詞:漣健児
作曲:Chris White
67年2月結成した5人組GS。横浜方面のジャズ喫茶で人気を集め、このゾンビーズのカバーでデビュー。2nd「恋をしようよジェニー」(11位)も大ヒット。67年「君に会いたい」が大ヒットしたザ・ジャガーズのライバル。活動期間は67-69年とわりと短い。絶叫パフォーマンスがウケたボーカル&ドラムス"アイ高野"は80年クリエーションに加入し、翌年「ロンリー・ハート」(8位)がヒットしたが06年急性心不全で他界。
- 67/06/01 伊東きよ子 花と小父さん (31) 2.2 作詞・作曲:浜口庫之助
編曲:中村五郎
宝塚音楽学校を退団後、66年「グリーン・グリーン」がヒットしたニュー・クリスティ・ミンストレルスに参加、帰国後ナベプロと契約してこの曲でデビューした札幌出身の女性シンガー。もともと植木等のソロアルバム「ハイおよびです!!」収録曲。
- 67/06/15 愛田健二 京都の夜 80 0.5 作詞:秋田圭
作曲:中島安敏
編曲:川上義彦
本名・浅田健男。67年「流れ星」(A面は“一条英一”時代の五木ひろし)でデビュー。この2枚目の"正式デビュー曲"が大ヒットした京都出身の演歌歌手。セリフは作詞のなかにし礼(秋田圭)がトイレで考えた。父親は作曲家の浅田憲司。
- 67/06/20 プロコル・ハルム 青い影 (37) 5.3 詞曲:Reed・Brooker 原曲はクラシック。イギリスの5人組ロックバンド。リードボーカルは元パラマウンツのゲイリー・ブルッカー。荘厳なハモンドオルガンが印象的な彼らのデビュー曲。クラシックとソウル・ミュージックを融合し、本国では2週間で38万枚を売り上げ新記録を樹立した。ユーミンがこの曲に衝撃をうけて作曲を始めた逸話も。
- 67/06/21 松平直樹・三原さと志、和田弘とマヒナ・スターズ 男の夜曲 (26) 0.9 作詞・採譜・補作:松平直樹
編曲:川口真
マヒナはもともとハワイアン・バンド。2006年他界したリードボーカル・三原さと志の長男は元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾(コーネリアス)。
- 67/06 緑川アコ カスバの女 (37) - 作詞:大高ひさを
作曲:久我山明
編曲:清水路雄
ファッションモデルから転身し、66年「夢は夜ひらく」(園まりと競作)で歌手デビュー。エト邦枝のオリジナル盤('55)はヒットしなかったが、バスガイドの間で口コミで広がり、この年緑川のカバーが大ヒット。竹越ひろ子、沢たまき、扇ひろ子らと競作に。コーラスはハニー・ナイツ。作曲の久我山明は韓国の作曲家・孫牧人(ソンモギン)。
- 67/07/10 北島三郎 博多の女 (30) 2.2 作詞:星野哲郎
作・編曲:島津伸男
(1969年「仁義」でTOP10入り)
- 67/07/15 ジェファーソン・エアプレイン あなただけを (17) 3.1 詞曲:Darby Slick 紅一点のVo.グレイス・スリックを中心とした米の6人組バンド。ジャニス・ジョプリンと並ぶ女性ロックの草分け。幻覚的なサイケデリック・サウンドがウケた。作者ダービー・スリックはグレイスの義理の弟。ユーミンの81年「グレイス・スリックの肖像」でもおなじみ。
- 67/07/25 ジュディ・オング たそがれの赤い月 (20) 0.2 作詞:白鳥朝詠
作曲:市川昭介
編曲:河村利夫
(1979年「魅せられて〜エーゲ海のテーマ〜」でTOP10入り)
- 67/08/10 ザ・ピーナッツ 恋のフーガ (20) 4.3 作詞:なかにし礼
作曲:すぎやまこういち
編曲:宮川泰
名古屋のレストランで唄っていたのをスカウトされ、59年「可愛い花」でデビューした双子の姉妹デュオ。ナベプロ生え抜きタレント第1号。名付け親は大橋巨泉。『シャボン玉ホリデー』や映画『モスラ対ゴジラ』の小美人役でも有名。75年姉・伊藤エミとジュリーの結婚で解散。妹・ユミはデザイナーに転身。2012年にエミ、16年ユミが相次いで他界。この「恋のフーガ」が最後のTOP10ヒット。
- 67/08/15 園 まり 愛を惜しみなく (18) 0.9 作詞:川内康範
作曲:宮川泰
編曲:森岡賢一郎
童謡歌手から和製ポップス歌手に転じ、62年ウーゴー・ブランコのカバー「鍛冶屋のルンバ」でデビュー。63年中尾ミエ、伊東ゆかりと"ナベプロ3人娘"を結成し、66年「逢いたくて逢いたくて」(ザ・ピーナッツのリメイク)のヒットを機に3人娘から独立。当時はブロマイド売上No.1の人気だった。
- 67/08/25 ナンシー・シナトラとリー・ヘイズルウッド サマー・ワイン 11 5.9 詞曲:Lee Hazlewood フランク・シナトラの愛娘と作者のリー・ヘイズルウッドのデュエット。ナンシーは全米No.1ヒット「にくい貴方」、パパとデュエットした「恋のひとこと」、ボンド映画『007は二度死ぬ』の主題歌も有名な米の人気アイドル。唄は下手クソだったがロマンスはスーパースター並み。もともと「シュガータウンは恋の町」のB面だった曲。
- 67/08/25 ヴィッキー 恋はみずいろ (15) 3.3 詞曲:A.Popp P.Cour ギリシャ生まれのヨーロッパのアイドル。67年ユーロビジョン・コンテストで入賞。同年仲良しの森山良子がカバーし欧・日で人気急上昇。翌年ポール・モーリアのオーケストラ盤(18位)も大ヒット。天地真理もドラマ『時間ですよ』で物干台でよく唄っていた。この日本ヒットに気をよくし、「待ちくたびれた日曜日」「私の好きなチョコレート」「時の流れのように」など日本語シングルもリリース。

ヒット歌手名鑑