ちゃとまに 制作・著作 KSK-PROJECT

ヒット歌手名鑑

TOP10入りした歌手の全データベース


1968(S43)年

♪GS、アングラ・フォーク、ムード歌謡が大流行♪

高石友也 オックス

印は紅白出場歌手
No. TOP10
登場週
アーティスト タイトル
(初登場曲)


売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
19 68/01/04 中村晃子 虹色の湖 3 35.5 作詞:横井弘
作曲:小川寛興
編曲:森岡賢一郎
63年の映画『七人の刑事』でデビューを飾り、65年「青い落葉」で歌手の仲間入り。このGS歌謡「虹色の湖」が大ヒット、イントロが「いとしのマックス」してる。アラン・ドロンで有名な「あまい囁き」を細川俊之とカバーした"珍曲"や、80年のドラマ挿入歌「恋の綱わたり」(4位)も大ヒット。その後ヘアヌード写真集も出した。
20 68/01/18 ザ・フォーク・クルセダーズ 帰って来たヨッパライ 1 131.3 作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング
作曲:加藤和彦
加藤和彦、北山修、はしだのりひこ3人による京都出身の大学生フォーク・グループ。通称フォークル。深夜ラジオから火がつき歌詞の「オラは死んじまっただ〜」が流行語に。作詞は松山猛と「神様」の声の北山修との共作。2nd「イムジン河」は朝鮮総連のクレームで発売中止に(2001年解禁)。大島渚監督による主演映画や"ザ・ズートルビー"名義の「水虫の唄」(30位)もヒット。北山の復学でこの年12月に解散。はしだは64年ドゥーディ・ランブラーズでデビュー。
21 68/02/01 美空ひばり むらさきの夜明け 6 16.3 作詞:吉岡治
作曲:原信夫
編曲:森岡賢一郎
48年5月横浜国際劇場で“ベビー笠置”と喝采を浴び、翌年「河童ブギウギ」(霧島昇のB面)でレコードデビュー。52年「リンゴ追分」が空前の大ヒット、65年「柔」でレコ大に輝いた歌謡界の女王。バンマス小野満と婚約解消後、62年小林旭と結婚したが2年で破局。73年弟・かとう哲也の不祥事で紅白落選、ファンに塩酸をかけられる事件もあった…。89年遺作「川の流れのように」(8位)が大ヒットし女性初の国民栄誉賞に。この曲は「真赤な太陽」に続くひばりのGS歌謡。
22 68/02/08 ザ・ビー・ジーズ マサチューセッツ 1 51.2 詞曲:Barry,Maurice & Robin Gibb 67年「ニュー・ヨーク炭鉱の悲劇」でデビューしたバリー、モーリス、ロビンのギブ3兄弟による米のコーラスグループ。当初は5人組だった。日本では映画主題歌『小さな恋のメロディ』、サントラがバカ売れした『サタデー・ナイト・フィーバー』もヒット。モーリス、ロビンはすでに他界。四男は88年他界した人気シンガーのアンディ・ギブ。もともと「ザ・シーカーズ」に提供するため作られた曲。
23 68/02/15 ザ・ダーツ ケメ子の歌 2 32.2 作者不詳
採譜補作・編曲:浜口庫之助
関西の4人組グループ。リードボーカルはドラムの土森勝則。もともとGSエレキバンドだったが、このデビュー曲が大阪のラジオから火がつき「帰って来たヨッパライ」の二番煎じで大ヒット。67年頃から学生バンドの間で歌われていた曲。長らく作者不詳だったが、最近になって「森のくまさん」の馬場祥弘が作者として名乗り出ている。
24 68/02/29 ザ・ジャイアンツ ケメ子の唄 6 14.0 作詞・作曲:不詳
補詞・採譜:浜口庫之助
編曲:寺岡真三
67年レコ大新人賞を受賞した永井秀和のバックバンドだった男性4人組のGS。小山ルミ主演で映画化され演奏シーンに本人たちも出演。上記ザ・ダーツとの競作だがタイトルや歌詞は微妙に異なる。この年、松平ケメ子の「私がケメ子よ」(44位)というアンサーソングも出た....
25 68/03/04 西田佐知子 涙のかわくまで 6 33.4 作詞:塚田茂
作曲:宮川泰
編曲:森岡賢一郎
56年西田佐智子の本名で「伊那の恋唄」でデビュー。59年再デビューし、61年「コーヒールンバ」のヒットで紅白初出場。62年レコ大特別賞受賞曲「アカシアの雨がやむとき」や「東京ブルース」「赤坂の夜は更けて」「女の意地」などヒット曲も多い。71年3月フジTV『ラブ・ラブショー』で公開お見合いした関口宏と結婚して引退。長男は俳優の関口知宏。
26 68/03/04 小川知子 ゆうべの秘密/あなたに夢中なの 1 52.9 作詞:タマイチコ
作曲:中洲朗
編曲:森岡賢一郎
子役から東映の女優となり、66年久保浩とのデュエット「恋飛行」で歌手の仲間入り。この「ゆうべの秘密」でソロデビュー。当初は「あなたに夢中なの」のB面だった。伊東ゆかり「恋のしずく」に阻まれ首位は1週のみ。84年谷村新司と唄った「忘れていいの」(21位)も大ヒット。91年宗教団体「幸福の科学」のフライデー騒動も話題に。
27 68/03/18 高石友也 受験生ブルース 6 11.3 作詞:中川五郎
作曲:高石友也
編曲:近藤進
北海道雨竜町生まれ、66年12月「かごの鳥ブルース」でデビューした関西フォークの草分け。受験戦争を風刺したこのコミックソングがラジオの深夜放送から火がつき「帰って来たヨッパライ」「ケメ子の歌」とともに“アングラ・フォーク”と呼ばれた。原曲は中川五郎がボブ・ディランの曲に詞をつけた暗いメロだったが、高石が唄うにあたり曲だけ作り直した。現在はフルマラソンでも活躍。有森裕子の名言「自分をほめてあげたい」は高石の曲から引用したもの。替え歌「機動隊ブルース」はフォークゲリラでもよく歌われた。
28 68/03/25 ザ・テンプターズ 神様お願い! 2 43.1 作詞・作曲:松崎由治 埼玉県の高校生バンドから67年「忘れ得ぬ君」(26位)とグラス・ルーツのカバー「今日を生きよう」(29位)の両A面シングルでデビュー。翌年「エメラルドの伝説」がNo.1ヒット。ザ・スパイダースの弟分で、GSではタイガースのライバル的存在。ショーケンことVo萩原健一は解散後、俳優に転向しドラマ『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』『前略おふくろ様』で人気俳優に。
29 68/04/29 千 昌夫 星影のワルツ/君ひとり 1 170.8 作詞:白鳥園枝
作曲:遠藤実
編曲:只野通泰
遠藤実の内弟子となり65年「君が好き」でデビュー。翌年B面で発売された「星影のワルツ」が地道なプロモーションで2年がかりでオリコン年間No.1に。77年「北国の春」(6位)も2年越しのミリオンセラー。タモリ・所ジョージらと『うわさのチャンネル』の司会も。72年米国人歌手ジョーン・シェパードと国際結婚して"オシドリ夫婦"と呼ばれたが、バブル王から借金王に。88年離婚、その慰謝料はナント総額50億円だったとか―。
30 68/05/06 青江三奈 伊勢佐木町ブルース 5 56.5 作詞:川内康範
作曲:鈴木庸一
編曲:竹村次郎
東京・下町生まれ。銀座のクラブでジャズを唄っていたのをスカウトされ、66年デビュー曲「恍惚のブルース」で紅白初出場。ハスキーな歌声で森進一と"ため息路線"で売り出された。68年「夜霧のハイウェー」のB面だったこの曲でレコ大歌唱賞受賞。翌年「池袋の夜」(1位)がミリオンセラーに。作詞は『月光仮面』の川内康範。2000年7月すい臓ガンのため59才で他界。
31 68/05/13 ビートルズ レディ・マドンナ 10 10.5 詞曲:Lennon・McCartney 62年英国デビュー、64年4月全米シングルチャートTOP5を独占した人気ロックバンド。日本では64年2月「抱きしめたい」でデビューし、66年初来日して大フィーバーに。68年「ヘイ・ジュード」(5位)はポールがジョンの息子ジュリアンに贈った曲で、当初「ヘイ・ジューリ」というタイトルだった。最大ヒットは70年の「レット・イット・ビー」(6位)。ポールの脱退宣言で70年4月解散。
32 68/05/20 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 小樽のひとよ 2 88.2 作詞:池田充男
作・編曲:鶴岡雅義
67年9月「粉雪のラブレター」のタイトルで発売され、改題後8ヶ月かかってTOP10入り。惜しくも「星影のワルツ」に首位を阻まれた。66年結成し翌年リードボーカル三条正人が加入。ムード歌謡コーラスグループでは一番人気だった。ソロでも活躍した三条は73年女優の香山美子(リカちゃん人形のモデル)と結婚したが、2017年10月マントル細胞リンパ腫のため他界。
33 68/06/17 津山洋子・大木英夫 新宿そだち 7 50.7 作詞:別所透
作曲:遠藤実
編曲:只野通泰
「オ・ン・ナなんてサ〜」で有名なデュエット歌謡。元ソロ歌手の二人がコンビを組み、彼らの新宿シリーズでも最大のヒット。もとB面だった曲。大木は宮城県出身で新宿の流しから歌手に。晩年は高円寺でお店を経営していたが2010年すい臓ガンで他界。津山は69年コンビを組んだ高樹一郎と71年結婚し、91年子宮ガンを患ったが病気を克服しカムバック。
34 68/06/24 パープル・シャドウズ 小さなスナック 2 47.0 作詞:牧ミエコ
作曲:今井久
編曲:林一
68年結成した短髪の4人組GS。GSではバラード中心の異色な存在だった。事務所はホリプロ。この曲のヒットで同名映画も公開されたが、首位はタイガース「シー・シー・シー」に阻まれた。68年「瞳の世界」はロッテのCM"♪夢みるチョコレ〜ト"の元歌。69年「別れても好きな人」(82位)は80年ロス・インディオスのカバーが大ヒット。72年解散。ボーカル今井久はCM作曲家として100曲以上のコマソンを手がけている。
35 68/07/15 サイモンとガーファンクル サウンド・オブ・サイレンス/ミセス・ロビンソン 1 81.0 詞曲:P.Simon 大ヒットを記録したダスティン・ホフマン主演映画『卒業』のテーマ。米ニューヨーク出身の幼なじみ、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルによるフォーク・デュオ。もともとアルバムの1曲だったがレコード会社が彼等に無断でドラム音をかぶせ大ヒット。この年「ミセス・ロビンソン」でグラミー受賞。不仲で70年に解散したが81年再結成。「スカボロー・フェア」「ボクサー」「明日に架ける橋」「コンドルは飛んで行く」「冬の散歩道」などヒット曲多し。
36 68/08/12 中井 昭・高橋 勝とコロラティーノ 思案橋ブルース 3 51.0 作詞・作曲:川原弘
編曲:川口真
長崎のキャバレー"十二番館"の専属バンド。長崎ではクールファイブのライバルだった6人組ムード歌謡コーラスグループ。キャバレー時代の持ち歌だったこのデビュー曲をキッカケにご当地"長崎ソング"が大ブームに。リーダーの高橋が脱退し70年9月解散。ボーカル中井昭は事故で右腕を失い義手だった。中井は72年「星降る街角」(ハッピー&ブルーと競作)でソロデビューしたが84年他界。
37 68/09/02 1910フルーツガム・カンパニー サイモン・セッズ 7 30.8 詞曲:E.Chiprut バンドのリード・ヴォーカルを寄せ集め、67年結成した米ニュージャージー出身の5人組バンド。このデビュー曲が全米4位になり、69年「トレイン」(5位)も大ヒット。柴門ふみのエッセイ集のタイトルにもなった。70年ボーカル以外のメンバーを入れ替え8人編成に。バンド名はリーダーのフランク・ジャッケルが屋根裏部屋で見つけた古い風船ガムの包み紙がヒントに。いわゆるバブルガム・ミュージックの代表格。
38 68/09/09 黒木 憲 霧にむせぶ夜 3 59.3 作詞:丹古晴己
作曲:鈴木淳
編曲:湯野カオル
学生時代からハワイアンバンドで活躍し、67年「夜の東京の片隅で」で歌手デビューしたがサッパリ、この再デビュー曲が1発ヒットし栗塚旭主演で映画化された。97年脳梗塞で倒れリハビリを続けていたが06年腎不全で他界。ドラマ『柔道一直線』のEDテーマも唄っている。演歌歌手の唐木淳は長男。
39 68/09/09 オックス ガール・フレンド 6 30.6 作詞:橋本淳
作・編曲:筒美京平
Vo野口ヒデト、Key赤松愛、G岡田志郎、B福井利男、Dr岩田裕二による5人組GS。大阪のジャズ喫茶出身で事務所はホリプロ。当時人気の失神パフォーマンスが社会問題に。69年5月赤松が失踪し田浦ユキ(俳優・夏夕介)が加入。71年解散。野口ヒデトはのちに"真木ひでと"と改名し演歌歌手に転向した。
40 68/09/16 ピンキーとキラーズ 恋の季節 1 207.7 作詞:岩谷時子
作・編曲:いずみたく
元ソロ歌手のピンキー(今陽子)とジョージ浜野、パンチョ加賀美、エンディ山口、ルイス高野によるコーラスグループ。略してピンキラ。作曲家いずみたくが米のスパンキー&アワ・ギャングをマネて作ったグループ。トレードマークはダービーハットにパンタロン。倍賞美津子の「恋の五月」が原曲だが、歌詞を変えてオリコン初の200万枚ヒットに。17週No.1の記録はいまも破られていない。72年解散後、女性2人を加えニューキラーズとして再デビュー。
41 68/09/16 美川憲一 釧路の夜 5 44.5 作詞・作曲:宇佐英雄
編曲:井上忠也
大映ニューフェイスから歌手に転向し、65年「だけどだけどだけど」でアイドル路線でデビューしたがサッパリ。翌年演歌に転向し「柳ヶ瀬ブルース」が初ヒット。この「釧路の夜」が有線から火がつき紅白初出場。大麻事件後は低迷していたが、91年コロッケのモノマネをキッカケにオネエキャラで人気復活、紅白にも返り咲いた。
42 68/10/21 ロス・インディオス 知りすぎたのね 4 37.8 作詞・作曲:なかにし礼
編曲:早川博二
62年結成したムード歌謡コーラスグループ。68年5月「コモエスタ赤坂」(75位)でデビューし、続くこのシングルが大ヒット。67年ロミ山田(33位)のカバーで本家と同時ヒットした。79年シルヴィアを迎えてリリースした「別れても好きな人」(4位)が90万枚を超える大ヒットに。
43 68/11/04 佐川満男 今は幸せかい 1 56.9 作詞・作曲:中村泰士
編曲:小林亜星
元スウィング・ウエストのボーカル。60年“佐川ミツオ”の芸名でロカビリー歌手としてソロデビュー。同年「無情の夢」(児玉好雄のカバー)が大ヒットしたが以後長らく低迷し、ロカビリー時代の盟友・中村泰士が作ったこの曲でカムバック。76年引退してパブを経営し、そこで唄っていた「かんにんしてや」(永田カツコとデュエット)がうけ翌年復帰。ヒゲがトレードマーク。伊東ゆかりは元嫁。現在は個性派役者として活躍。
44 68/12/16 フランシス・レイ(サウンド・トラック盤) 白い恋人たち 8 30.9 作曲:F.Lai
編曲:C.Gaubert
68年2月フランスのグルノーブルで開かれた冬季オリンピック映画『白い恋人たち』のテーマ曲。フランスはニース生まれ、「男と女」「雨の訪問者」「ある愛の詩」「流れ者のテーマ」など耽美な旋律で数多くのサントラをヒットさせた映画音楽の巨匠。
45 68/12/23 メリー・ホプキン 悲しき天使 1 46.7 詞曲:Gene Raskin ポール・マッカートニーがプロデュースした英国の女性アイドル。モデルのツイッギーがTVのスカウト番組に出ていた彼女を見て友人のポールに連絡、デビューを射止めたラッキーガール。ビートルズが創立したアップル・レコード初作品。62年ライムライターズのカバーだが原曲はロシア民謡。ヴィッキー、ザック・ローレンス楽団と競作になり、日本では森山良子のカバーがヒット。
このほか15万枚以上売れたアーティスト
- 最高位
達成週
アーティスト タイトル

売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
- 68/05/13 北島三郎 薩摩の女(ひと) 14 23.5 作詞:星野哲郎
作曲:島津伸男
(1969年「仁義」でTOP10入り)
- 68/07/08 ザ・ゴールデン・カップス 長い髪の少女 14 19.2 作詞:橋本淳
作・編曲:鈴木邦彦
67年「いとしのジザベル」でデビューし、GSの中でもひときわ異彩を放った本牧のバカテクバンド。デイヴ平尾(時坊)、マモル・マヌー、エディ藩(コウちゃん)の3人がボーカルを務めた彼ら最大のヒット曲。72年解散後、ミッキー吉野はゴダイゴ、マー坊(ルイズルイス加部)はチャーとピンククラウドを結成。マモル・マヌーは69年脱退し、翌年9月「雨の街」でソロデビュー。
- 68/08/05 オーティス・レディング ドック・オヴ・ベイ 12 23.9 詞曲:Steve Cropper・Otis Redding 62年デビューした米ジョージア州出身のソウルシンガー。67年12月、26才という若さで自家用機で墜落死した伝説の黒人歌手。事故3日前に録音したこの遺作が世界中で大ヒットした。それまでのソウルフルな唄い方とは全く違う軽いタッチの曲。69年セルジオ・メンデスとブラジル'66(85位)もカバーしたメンフィス・サウンドの代表選手。
- 68/09/16 ローリング・ストーンズ テル・ミー 28 23.1 詞曲:Jagger・Richard ビートルズ最大のライバルだった英国のロックバンド。日本での人気を決定づけた64年のヒットナンバーだが、本国イギリスではシングル化されていない。日本では代表曲「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」(17位)よりも売れ、オックスの失神ソングとしても有名。メンバーのブライアン・ジョーンズは69年ナゾの死を遂げている。
- 68/09/16 ボビー・ヘブ サニー 34 17.6 詞曲:B.Hebb 米テネシー州ナッシュビル生まれの黒人男性シンガー。66年全米No.1になり、翌年10月に日本で発売され1年以上もロングヒット。黒人では珍しいカントリー&ウェスタン出身で、ギターの神様ことチェット・アトキンスは師匠。77年ボニーMのカバーがディスコで大ヒット。2010年8月肺ガンのため他界。
- 68/09/23 島倉千代子 愛のさざなみ 20 21.5 作詞:なかにし礼
作曲:浜口庫之助
編曲:ボビー・サマーズ
55年デビュー曲「この世の花」が大ヒット。泣きながら唄う"泣き節"で美空ひばりと人気を二分した島倉のおチヨさん。作者の浜口庫之助もカバーした佳曲だが、本人は唄いにくかったとか。87年「人生いろいろ」(16位)も大ヒット。2013年肝臓ガンで他界し、死去3日前に吹き込んだ遺作「からたちの小径」がTOP10入り。細木数子との借金を巡る確執や乳ガン発覚など、私生活も人生イロイロだった...
- 68/10/14 石原裕次郎 忘れるものか 20 15.8 作詞:有馬三恵子
作曲:鈴木淳
編曲:小野崎孝輔
(1987年「北の旅人」でTOP10入り)
- 68/12/02 大形久仁子・松平直樹、和田弘とマヒナ・スターズ 私って駄目な女ね 16 17.2 作詞:上岡竜太郎
作曲:奥村英夫
編曲:川口真
60年のレコ大受賞曲「誰よりも君を愛す」、64年「お座敷小唄」で有名なマヒナ最後のヒット曲。作詞を漫画トリオの上岡龍太郎が手がけている。大形は73年"内田あかり"と改名し「浮世絵の街」(16位)が大ヒット。タイトルの「私ってダメな女ね」はのちに『8時だョ!全員集合』で志村けんと桜田淳子の夫婦コントに使われ大流行!!
- 68/12/16 フォー・セインツ 小さな日記 22 19.3 作詞:原田晴子
作曲:落合和徳
編曲:青木望
成蹊高校の文化祭で結成した5人組フォークグループ。恋人が山で遭難死する実話をもとに作られ、ニッポン放送のアマチュアの歌を紹介する番組で流れるやリクエストが殺到し急遽レコード化。70年「サインはV」の岡田可愛もカバー。レコード会社の移籍で71年フォー・クローバースと改名し、ドラマ主題歌「冬物語」(16位)もヒットしたが73年解散。ベースの宮川昌浩はのちに『おはスタ』の志賀ちゃんとして人気者に。

ヒット歌手名鑑