ちゃとまに 制作・著作 KSK-PROJECT

ヒット歌手名鑑

TOP10入りした歌手の全データベース


1969(S44)年

♪アポロ11号と学園紛争に揺れた年、歌謡フォークが大流行♪

カルメン・マキ トワ・エ・モア

印は紅白出場歌手
No. TOP10
登場週
アーティスト タイトル
(初登場曲)


売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
46 69/02/03 いしだあゆみ ブルー・ライト・ヨコハマ 1 100.3 作詞:橋本淳
作・編曲:筒美京平
小学生から子役で活躍。64年TBS系ドラマ『七人の孫』で注目され、同年「ネェ聞いてよママ」で歌手デビュー。このポップス歌謡の金字塔「ブルー・ライト・ヨコハマ」が9週連続No.1になり紅白初出場。ドラマ『北の国から』や映画『駅』など最近は女優業がメイン。妹は元歌手・石田ゆりで作詞家なかにし礼の嫁。姉はフィギュアスケートのオリンピック選手。かつてショーケンと結婚していた。
47 69/02/03 ザ・キング・トーンズ グッド・ナイト・ベイビー 2 60.0 作詞:ひろまなみ
作曲:むつひろし
Vo.内田正人の日本人離れしたスカイテナーがうけ“日本のプラターズ”と呼ばれた男性4人組コーラスグループ。キャバレーでスカウトされ、このデビュー曲が仙台から火がつき1年がかりで大ヒット。曲はポリドールのディレクターだった松村孝司(むつひろし)。ビルボードのR&Bチャートでは48位を記録。山下達郎の「Down Town」はもともとこのグループのために作られた曲。
48 69/02/24 フェラス(ピンキーとフェラス) マンチェスターとリヴァプール 6 31.2 詞曲:Popp・Marnay・Fishman 紅一点のボーカル・ピンキー(本名カロライン・ガードナー)とリーダーで兄のジョン・ガードナーを中心に結成した英スコットランド出身の6人組バンド。この哀愁味あるデビュー盤が日本だけで一発ヒット。オリジナルはフランスの大女優マリー・ラフォレ('66)。作曲は「恋はみずいろ」のアンドレ・ポップ。ちなみにピンキラとは無関係。
49 69/02/24 ヒデとロザンナ 愛の奇跡/何にも言えないの 6 34.4 作詞:中村小太郎
作曲:田辺信一
編曲:中川昌
元日活ニューフェイスで、62年水木英二の名で「東京ロマンチックガイ」で歌手デビューした出門英(ヒデ)とイタリアのロザンナ・ザンボンによる男女デュオ。通称ヒデ・ロザ。この曲は当初B面だったが、地道なキャンペーンで発売4ヶ月後にTOP10入り。翌年「愛は傷つきやすく」(1位)で紅白初出場。二人は逃避行のすえ75年ハワイで挙式。ヒデは90年6月結腸ガンのため47才の若さで他界。
50 69/03/03 はしだのりひことシューベルツ 2 58.3 作詞:北山修
作曲:はしだのりひこ
編曲:青木望
フォークル解散後、はしだのりひこがジローズの杉田二郎らと結成した大学生4人組フォークグループ。この曲でレコ大新人賞に輝いたがベースの井上博が70年3月腎臓病で急逝し、同年6月の新宿厚生年金会館「さよなら公演」で解散。
51 69/03/31 由紀さおり 夜明けのスキャット 1 109.0 作詞:山上路夫
作曲:いずみたく
編曲:渋谷毅
童謡歌手から転向し、65年安田章子の本名で「ヒッチハイク娘」でデビュー。もともとTBSラジオ『夜のバラード』のテーマソングだったこの曲で再デビュー。最初のワンコーラスは全てスキャット、サウンド・オブ・サイレンスっぽいメロディがウケた。「手紙」(1位)、「生きがい」(6位)など斬新な曲も多く、ドラマ、バラエティではコミカルな一面も。2011年ピンク・マルティーニとコラボしたアルバム「1969」が世界的大ヒット。
52 69/04/07 カルメン・マキ 時には母のない子のように 2 62.2 作詞:寺山修司
作曲:田中未知
編曲:山屋清
寺山修司の劇団「天井棧敷」出身。ゴーゴーコンテストで1位になった米国と日本人のハーフ。本名・伊藤牧。紅白でジーンズ姿でこの曲を唄って物議をかもした。71年ジャニス・ジョップリンに触発され、翌年カルメン・マキ&OZを結成しハードロックの女王に。男性スキャンダルも多く80年大麻で2度逮捕、解散後は主婦に専念。首位は「夜明けのスキャット」に阻止された。
53 69/05/12 北島三郎 仁義 8 42.6 作詞:星野哲郎
作曲:中村千里
編曲:重松岩雄
流しの“艶歌師”から作曲家・船村徹に弟子入り。愛称サブちゃん。62年のデビュー曲「ブンガチャ節」は放送禁止になったが、同年「なみだ船」でレコ大新人賞に。村田英雄の事務所の後輩。65年映画「兄弟仁義」「帰ろかな」「函館の女(ひと)」が立て続けに大ヒット紅白は50回出場と歴代最多だが、86年暴力団との“黒い交際”で連続出場が途切れた。永谷園のCMもおなじみ。次男は"1st BLOOD"のMAKOTO(2018年3月病死)。2010年「夫婦一生」が40年ぶりTOP10入り。
54 69/05/19 内山田 洋とクール・ファイブ 長崎は今日も雨だった 2 72.8 作詞:永田貴子
作曲:彩木雅夫
編曲:森岡賢一郎
長崎出身の6人組ムード歌謡コーラスグループ。ボーカル前川清の独特の唄い方がうけ、このデビュー曲がレコ大新人賞に。「逢わずに愛して」「噂の女」「そして、神戸」(野村真樹のカバー)などヒットも多い。長崎のキャバレー時代はメンバー自ら楽器演奏していた。前川は藤圭子と71年結婚したが翌年スピード離婚。作詞の永田貴子(吉田孝穂)はキャバレー「銀馬車」のマネージャー。
55 69/06/02 ジリオラ・チンクェッティ 6 34.4 詞曲:G.Argenio M.Panzeri C.Conti D.Pace こんな名前でも一応イタリアの女性アイドル。「夢見るシャンソン人形」のフランス・ギャルと組んで出場した69年の『第19回サン・レモ音楽祭』入賞曲。64年のサン・レモで見事1位に入賞したデビュー曲「夢みる想い」(日本では梓みちよがカバー)が世界中で大ヒットし、70年「つばめのように」(14位)もヒット。最近はトヨタのCMソングでおなじみ。
56 69/06/02 ザ・ゾンビーズ ふたりのシーズン 6 27.5 詞曲:R.Argent 64年「シーズ・ノット・ゼア」(全米2位)でデビューした5人組バンド。英国のバンドだが母国では売れず、68年4月のラストアルバムからシングルカットしたこの曲が解散後、米国で大ヒットした。Voコリン・ブランストーンのハスキーな声とタメ息が印象的なサイケ・ロック。ザ・カーナビーツ「好きさ好きさ好きさ」もこのグループの曲。最近日産のCMにも使われた。
57 69/06/16 森山良子 禁じられた恋 1 78.8 作詞:山上路夫
作曲:三木たかし
編曲:高見弘
67年デビュー曲「この広い野原いっぱい」が大ヒット、“和製ジョーン・バエズ”と呼ばれたフォーク歌手の草分け。歌謡曲に転向したこの曲が8週連続1位になり紅白初出場。67年「今日の日はさようなら」はキャンプの定番ソング。パパはジャズ・トランペッターの森山久、かまやつひろしはイトコ、長男は森山直太朗という音楽一家。ザ・ブロードサイド・フォーは高校の先輩。中尾ミエとのTVショー『おしゃべり泥棒』も人気でした。
58 69/06/23 トワ・エ・モア 或る日突然 4 35.1 作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦
編曲:小谷充
元スクールメイツの山室英美子と芥川澄夫によるフォークデュオ。この曲でナベプロからデビューし翌年「空よ」(13位)で紅白初出場、ジーンズで唄う姿が話題に。70年「誰もいない海」(16位)は越路吹雪との競作。73年解散後、山室は保母さんをめざし引退したが「白鳥英美子」の名でカムバック、88年CMソング「アメイジング・グレイス」がヒット。芥川は68年「あいつの涙」でデビューした元ソロシンガーで、解散後はレコード会社のプロデューサーとなり岡村孝子らを育てた。
59 69/07/14 フィフス・ディメンション 輝く星座(アクエリアス) 9 37.1 詞曲:J.Rado・G.Ragni・G.MacDermot 66年デビューした男性3人+女性2人による黒人コーラスグループ。ブロードウェーで公開された世界初のロック・ミュージカル『ヘアー』で唄われた「アクエリアス」と「レット・ザ・サンシャイン・イン」を無理やりつなげたこのカバーで日本でも有名になりグラミーも受賞した。メンバーのマリリン・マックーとビリー・デイヴィス・ジュニアー夫妻が唄った76年「星空のふたり」(44位)もヒット。
60 69/07/21 新谷のり子 フランシーヌの場合 4 30.4 作詞:いまいずみあきら
作曲:郷伍郎
編曲:テディ池谷
ベトナム戦争に抗議し、69年パリで焼身自殺した"フランシーヌ・ルコント"をモデルにCM作家の郷五郎が作詞した反戦歌。新谷は学生運動に参加しながら歌手活動。いまも平和や自然環境をテーマに世界中でコンサートを行っている。バックに流れるフランス語はシャンソン歌手の古賀力(つとむ)。
61 69/09/08 ゼーガーとエバンズ 西暦2525年 3 38.6 詞曲:Evans カントリーギタリストのデニー・ゼーガーとリック・エバンズによる男性デュオ。もともとネブラスカやオクラホマ周辺の自費制作(今のインディーズ)で発売された曲で、作者のゼーガーとエバンズ自身がレコーディングしてメジャーから発売するや全米No.1に。ビルボード史上最大の一発屋に。
62 69/09/15 ザ・ブルーベル・シンガーズ 昭和ブルース 7 33.0 作詞:山上路夫
作・編曲:佐藤勝
「うまれた時が悪いのか〜 それとも俺が悪いのか〜」でおなじみの暗い歌。明治学院大生らで結成した男性5人組コーラスグループ。もともとジャズコーラス志望だった。ドラマ『若者たち』の映画版『若者はゆく』の主題歌で、ジャケットに田中邦衛の姿も…。73年ドラマ『非情のライセンス』の主題歌で主演の天知茂もカバーした。
63 69/09/22 アン真理子 悲しみは駈け足でやってくる 4 33.7 作詞:アン真理子
作曲:中川克彦
編曲:寺岡真三
タイトルもスゴイが、歌詞は「明日という字は 明るい日とかくのね…」、学園紛争にゆれた当時の暗い世相がうかがえる。ヒデロザの出門英と組んで66年"ユキとヒデ"でデビュー後、"藤ユキ"の名でソロデビュー。この曲で再デビューし、レコ大編曲賞に。作詞家としても活動したが71年結婚、76年プレイボーイでヌードに。作曲者は当時18才の牛乳配達員。
64 69/09/22 弘田三枝子 人形の家 1 57.1 作詞:なかにし礼
作曲:川口真
オーディションに合格し和製ポップス歌手として61年「子供ぢゃないの」でデビュー。パンチの効いた歌唱で、翌年「ヴァケーション」で紅白初出場。1年休養後、ポッチャリしていたミコちゃんは18キロダイエットして大変身。このカムバック曲でレコ大歌唱賞を受賞、顔面整形も話題になった。77年不倫相手の妻に刺されるというショッキングな事件も....
65 69/10/06 浅丘ルリ子 愛の化石 2 49.9 作詞:並木六郎
作曲:三木たかし
編曲:高見弘
ほとんど"語り"だけの珍曲。「愛するって耐えることなの…?」というセリフが大流行し、翌年本人主演で映画化された。歌はかなりのヘタウマ系。54年映画の主役公募で選ばれ芸能界入り、小林旭の「渡り鳥シリーズ」や「男はつらいよ」のリリー役で有名な日活の女優。小林旭とロマンスの噂もあったが、71年「スター千一夜」で出会った石坂浩二とスピード結婚。平成になっての熟年離婚も話題デシタ…。
66 69/10/20 中山千夏 あなたの心に 2 42.1 作詞:中山千夏
作曲:都倉俊一
編曲:大柿隆
子役でデビューし、直木賞候補、参院議員、女優、アニソン歌手とマルチに活躍する才女。NHK『ひょっこりひょうたん島』の博士やアニメ『じゃりん子チエ』の声もこの人。自ら詞を手がけ、都倉俊一の出世作にもなったフォーク歌謡の傑作。作曲家・佐藤允彦は元ダンナ。
67 69/10/20 千賀かほる 真夜中のギター 4 44.8 作詞:吉岡治
作曲:河村利夫
大阪歌劇団(OSK)入団後、この曲でデビューした奄美出身の女性シンガー。もともと吉岡治が舟木一夫のために詞を書き、当初「真夜中の口笛」というタイトルだった歌謡フォーク。発売前からラジオの深夜放送で話題になりレコ大新人賞受賞。80年高田みづえ、97年UAもカバーした時代を超越した名曲。ジャケは2種アリ。
68 69/10/27 トム・ジョーンズ ラヴ・ミー・トゥナイト 10 26.2 詞曲:Pilat・Panzeri・Mason 64年「よくあることサ」で人気者になった英国のスーパースター。迫力あるヴォーカルで66年「思い出のグリーン・グラス」(69年森山良子がカバー)などヒットも多い。70年「ライブ・イン・ラスベガス」(4位)は2年にわたるロングセラー。69年イタリアのジュニア・マッリとカジュアルズがサン・レモ音楽祭で唄った「恋の終り(ALLA FINE DELLA STRADA)」のカバーで、トシちゃんの「抱きしめてTONAIGHT」の元ネタ曲。
69 69/11/10 皆川おさむ 黒ネコのタンゴ 1 223.5 詞曲:Framario A.Soricillo
訳詞:見尾田みずほ
編曲:小森昭宏
3才のとき叔母が設立した「ひばり児童合唱団」に入団、6才で吹き込んだこの曲がラジオの深夜放送から火がつき14週連続No.1に。「女のみち」に抜かれるまで史上最高セールスだった。児童福祉法にひっかかり紅白は不出場。4才の少女が「イタリア子供音楽祭」で唄った童謡のカバー。当初は水森亜土が唄う予定だった。声変わりを機に合唱団を退団し造形デザインの道へ。その後叔母の跡を継ぎ、ひばり児童合唱団の代表に。
70 69/11/17 クリフ・リチャード しあわせの朝(アーリー・イン・ザ・モーニング) 4 34.1 詞曲:Leander イギリスのプレスリーと呼ばれ母国ではアイドル的人気を集めた男性シンガー。「ヤング・ワン」「サマー・ホリデイ」などが大ヒットし主演映画も多い。69年ヴァニティ・フェア「幸福(しあわせ)の朝」(51位)のカバー。69年10月のシャドウズとの来日記念盤として発売され日本だけで大ヒット。
71 69/11/24 ピーター 夜と朝のあいだに 9 26.3 作詞:なかにし礼
作曲:村井邦彦
編曲:馬飼野俊一
ユニ・セックスな雰囲気で、この年のレコ大最優秀新人賞を受賞。六本木のゲイバーでスカウトされ、69年映画『薔薇の葬列』でデビュー。当時女性タレントのファッションリーダーだった。パパは人間国宝の吉村雄輝。芸名はニックネームのピーターパンから。本名は池畑慎之介と男らしい。馬飼野俊一(作曲家・馬飼野康二の兄)の編曲家デビュー作。
72 69/12/08 ベッツィ&クリス 白い色は恋人の色 2 55.6 作詞:北山修
作曲:加藤和彦
編曲:若月明人
ハワイ出身のベッツィとアイダホ出身のクリスによる女子高生デュオ。69年来日した「ザ・サウンズ・オブ・ヤングハワイ」のメンバー2人を所属プロの社長がスカウト。フォークルの北山修&加藤和彦コンビが楽曲を手がけ、優しいメロと澄んだハーモニーで大ヒット。強敵「黒ネコのタンゴ」に阻まれ惜しくも2位どまり。
73 69/12/15 ザ・ドリフターズ ドリフのズンドコ節 2 80.7 作詞・作曲者不詳
補作詞:なかにし礼
編曲:川口真
62年NTV系『ホイホイ・ミュージック・スクール』や映画『全員集合シリーズ』、TBS系『8時だョ!全員集合』で人気者になった元コミックバンド。69年「いい湯だな(ビバノン・ロック)」と「ミヨちゃん」(11位)が大ヒット。74年荒井注の脱退で志村けんが加入。この3rdシングルは小林旭のカバーで原曲は「海軍小唄」。氷川きよしも2002年にカバーした。この曲も「黒ネコのタンゴ」に首位を阻まれた。
74 69/12/29 レターメン 涙のくちづけ 9 20.1 詞曲:P.Udell・G.Geld FMジェットストリームのテーマ「ミスター・ロンリー」(15位)やジョン・レノンのカバー「ラヴ」(15位)もヒットさせた米国の男性3人組コーラスグループ。日本では「ビキニスタイルのお嬢さん」のブライアン・ハイランドが62年唄ったこのカバーでブレイク。録音は旧メンバーのボブ(ロバート・イングマン)在籍時のもの。72年に本家「ミスター・ロンリー」のボビー・ヴィントン盤もヒットした。
このほか15万枚以上売れたアーティスト
- 最高位
達成週
アーティスト タイトル

売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
- 69/01/06 じゅん&ネネ 愛するって こわい 13 28.2 作詞:山口あかり
作曲:平尾昌晃
編曲:小谷充
千秋じゅんと梢ネネによる宝塚系女性デュオ。名づけ親は衣装担当のコシノジュンコと作曲の平尾昌晃。森進一、布施明、高橋真梨子もいたスクールメイツ初代メンバー。64年"クッキーズ"としてデビューしたがしばらく芽が出なかった。この再デビュー曲が大ヒットしたが、じゅんの結婚で72年解散。ネネはテクノバンド加入や89年八丈島町長選挙に立候補して話題に。
- 69/02/03 チコとビーグルス 帰り道は遠かった 14 15.5 作詞:藤本義一
作曲:奥村英夫
編曲:寺岡真三
68年結成、ピンキラの二番煎じで売り出された6人組グループ。男性コーラスのビーグルスに橋幸夫にスカウトされた紅一点・チコ(はざま千鶴子)を加え、このデビュー曲が1発ヒット。作者はNTV系の人気番組『11PM』の司会コンビ。「サハリンの灯は消えず」のザ・ジェノバと競作になったGS歌謡の決定盤。
- 69/02/10 サウンド・トラック ロミオとジュリエット 18 26.4 作曲:Nino Rota シェイクスピアの不朽の名作『ロミオとジュリエット』の映画サントラEP。ジュリエット役のオリビア・ハッセーは当時16才、のちに布施明と結婚したが…。映画音楽界の巨匠、ニーノ・ロータが手掛けた美しくも物悲しいメロディーがストーリーにマッチしてロングヒット。サントラLPも2年以上にわたって売れた。
- 69/02/17 都 はるみ 好きになった人 24 20.0 作詞:白鳥朝詠
作曲:市川昭介
(1976年「北の宿から」でTOP10入り)
- 69/03/03 バニラ・ファッジ キープ・ミー・ハンギング・オン 11 20.6 詞曲:B.Holland L.Dozier E.Holland 実験的なサウンドで"アート・ロック"と呼ばれた米の4人組ロックバンド。全米No.1になった66年シュープリームスのカバー。67年このデビュー曲で米国のTV番組『エド・サリバンショー』にも出演。日本では4週連続11位止まり。70年解散したが何度か再結成している。86年キム・ワイルド(マーティー・ワイルドの娘)のカバーもディスコで大ヒット!!
- 69/03/10 ビリー・バンバン 白いブランコ 15 20.9 作詞:小平なほみ
作曲:菅原進
編曲:森岡賢一郎
(1972年「さよならをするために」でTOP10入り)
- 69/04/14 水前寺清子 三百六十五歩のマーチ(ワン・ツー・パンチ) 12 29.3 作詞:星野哲郎
作曲:米山正夫
編曲:小杉仁三
(1971年「大勝負」でTOP10入り)
- 69/05/26 高田恭子 みんな夢の中 17 17.5 作詞・作曲:浜口庫之助
編曲:小谷充
同志社女子高在学中に関西フォークの高石友也、フォークルらと活動し、67年ザ・マイクス(マイク真木が結成したGS)の2代目ボーカルとしてデビュー。翌年「第1回カンツォーネコンクール」に優勝。浜口庫之助の門下となり、このソロデビュー曲でレコ大新人賞受賞。紅白にも出場した。80年引退し結婚。漫画家・藤子不二雄Aは彼女の大ファン。
- 69/06/02 レーモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ シバの女王 26 32.3 作曲:Laurent 56年ダリダのバックオーケストラとして結成したフランスの老舗楽団。67年ローラン「サバの女王」のカバーで、74年2月までTOP100に110週チャートインしたイージー・リスニングの金字塔。グラシェラ・スサーナの日本語盤も74年大ヒット。元フルート奏者で作曲家でもあるレイモンは2008年他界。「想い出のラスト・キッス」はFM日曜喫茶室のテーマでおなじみ。
- 69/08/25 ズー・ニー・ヴー 白いサンゴ礁/涙のオルガン 18 17.7 作詞:阿久悠
作・編曲:村井邦彦
68年11月「水夫のなげき」でデビューした6人組カレッジ・フォーク系GS。当初「涙のオルガン」がA面だったが、ヒックリ返って作詞家・阿久悠の出世作に。69年第1回新宿音楽祭・敢闘賞受賞。4枚目「ひとりの悲しみ」は尾崎紀世彦が「また逢う日まで」と改題して大ヒット。71年暮れ解散後、ジョーこと町田義人はソロに転向し、78年「戦士の休息」が久々にヒットした。当初のバンド名はズーム・ブーム5。
- 69/09/15 和田アキ子 どしゃぶりの雨の中で 19 17.0 作詞:大日方俊子
作曲:小田島一彦
編曲:山木幸三郎
(1971年「天使になれない」でTOP10入り)
- 69/10/06 大川栄策/
アントニオ古賀
目ン無い千鳥/
新妻鏡
53 18.0 作詞:サトウハチロー
作曲:古賀政男
編曲:佐伯亮
小島政二郎が雑誌『主婦の友』に連載し、昭和15年に山田五十鈴の主演映画『新妻鏡』の挿入歌として作られた曲。オリジナルは霧島昇&松原操夫妻のデュエット。事故で失明した美しい女性を目ン無い千鳥に例えた。69年のTBSドラマ『新妻鏡』の主題歌で、当初はアントニオの「新妻鏡」がA面だったが、大川の挿入歌の方がヒットしたため両A面に差し替え。65年島倉千代子もカバーしている。
- 69/10/13 ちあきなおみ 雨に濡れた慕情 23 16.8 作詞:吉田央
作曲:鈴木淳
編曲:森岡賢一郎
(1970年「四つのお願い」でTOP10入り)
- 69/10/20 愛川みさ 誰にも云わないで 23 16.2 作詞・作曲:遠藤実
編曲:只野通泰
本名・小山照美。旧知の松尾和子の勧めで作曲家・利根一郎の弟子になり、65年"鳩山てるみ"の芸名で「愛情街道/私は泣かない」でデビュー。この曲でミノルフォンから再デビューした美人歌手。69年第1回新宿音楽祭・審査員賞受賞。埼玉県鳩ヶ谷市出身でパパは町議会議長。83年に小久保尚美(競輪・中野浩一の嫁)がカバーした。
- 69/12/01 ダニエル・ビダル 天使のらくがき 12 16.7 詞曲:P.Carli・Potiomkin シャルル・アズナヴールにスカウトされ、この曲で日本デビューした17才のフレンチ・アイドル。モロッコ生まれ。フランス人形のような愛らしさで「オー・シャンゼリゼ」「ピノキオ」も大ヒット。オリジナルは65年のエディタ・ピエーハ。「隣の恋人」というタイトルでボニー・ジャックスも唄っているが、邦題をTBSラジオ『パック・イン・ミュージック』で公募した。日本の"カワイコちゃん歌手"のルーツで、80年チャコとヘルス・エンジェルの柴田功と結婚したが破局。
- 69/12/08 加藤登紀子 ひとり寝の子守唄 15 20.4 作詞・作曲:加藤登紀子
編曲:森岡賢一郎
(1971年「知床旅情」でTOP10入り)

ヒット歌手名鑑