ちゃとまに 制作・著作 KSK-PROJECT

ヒット歌手名鑑

TOP10入りした歌手の全データベース


1971(S46)年

♪洋楽テイストの新世代〜筒美京平サウンドが歌謡界を席捲♪

小柳ルミ子 天地真理

印は紅白出場歌手
No. TOP10
登場週
アーティスト タイトル
(初登場曲)


売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
97 71/01/18 水前寺清子 大勝負 5 36.0 作詞:関沢新一
作・編曲:安藤実親
61年コロムビア全国歌謡コンクールで2位になり、64年当初畠山みどりが唄う予定だった「涙を抱いた渡り鳥」でデビュー。着流し、フリつき艶歌で“女・橋幸夫”と呼ばれ、チータの愛称で人気者に。都はるみは同期のライバル。紅白では司会や紅組キャプテンも務めた。主演ドラマ『ありがとう』では石坂浩二とのコンビで視聴率56.3%を記録!!
98 71/01/25 加藤登紀子 知床旅情/西武門哀歌 1 105.1 作詞・作曲:森繁久弥
作・編曲:竹村次郎
65年日本シャンソンコンクールで優勝、翌年「誰も誰も知らない」でデビューした現役東大生シンガーのおトキさん。72年元・全学連委員長で服役中の藤本敏夫と獄中結婚。95年のハイジャック事件にも遭遇。70年のアルバム「日本哀歌集」からシングルカットされ、国鉄ディスカバー・ジャパンブームに乗っかり7週連続No.1。発売時は「西武門哀歌」のB面だった。
99 71/01/25 ルー・クリスティ 魔法 7 20.7 詞曲:Lou Christie・Twyla 63年「悲しきジプシー占い」でデビューしたイケメンシンガー。米ペンシルベニア州生まれ、イタリア人のパパとポーランド人のママをもつハーフ。兵役のため一時活動休止したが、退役後の66年「恋のひらめき」が全米No.1に。奥さんのトワイラ・ハーバートと共作したこのバブルガム・サウンドが日本だけで大ヒットした。イギリスでは70年エルトン・ジョンもカバー。
100 71/02/01 はしだのりひことクライマックス 花嫁 1 60.5 作詞:北山修
作曲:端田宣彦・坂庭省悟
編曲:青木望
シューベルツ解散後、はしだのりひこが結成した4人組フォークグループ。ハリのある女性ヴォーカルは元マヨネーズの藤沢ミエ。紅白にも出場し結婚式の定番ソングに。80年代に曲のモデルになったはしだの妻・和子さんが大腸ガンを患い、はしだは専業主夫となり表舞台から姿を消したが、長年患っていたパーキンソン病のため2017年12月逝去。
101 71/02/01 ジョージ・ハリスン マイ・スウィート・ロード 4 26.9 詞曲:George Harrison 70年活動休止した元ビートルズのギタリスト。このソロデビュー曲がシフォンズの63年「いかした彼」とメロがそっくりで盗作と訴えられ敗訴した。同胞のポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノンもこの年ソロ活動を本格化。長いガン闘病生活の末、2001年11月逝去。
102 71/02/08 アダモ 雪が降る(日本語盤) 5 47.5 詞曲:Adamo
日本語詞:安井かずみ
越路吹雪がカバーした「サン・トワ・マミー」「ろくでなし」で知られるイタリア出身のシャンソン歌手。本名サルヴァトーレ・アダモ。63年大ヒットした「雪がふる」を日本語でセルフカバー、安井かずみの日本語指導もあり発売から1年半かけてTOP10に入り、74年3月まで90週TOP100入りする大ロングセラーに。もともと「愛のワルツ」のB面扱い。大の親日家で67年初来日、93年からベルギーのユニセフ親善大使に。
103 71/02/22 アース・アンド・ファイアー(アース&ファイアー) シーズン 8 16.7 詞曲:G.Kooymans ザ・ショッキング・ブルーの二番煎じで売れたオランダの5人組ロックバンド。紅一点のボーカル・ジャネーは話題作りでヌードを撮らせたりしていた。70年に本国オランダで大ヒットしたデビュー曲だが、日本では「ルビーは俺のもの」に続く2ndとして発売され一発ヒット。英米では全くヒットしなかった。ちなみにアース・ウインド&ファイアーとは無関係。
104 71/03/01 ヘドバとダビデ ナオミの夢(日本語) 1 66.6 詞曲:D.Krivoshe T.Atar
訳詞:片桐和子
編曲:馬飼野俊一
ヘドバ・アムニ(女)、タビッド・タル(男)によるイスラエルの男女デュオ。64年イスラエル軍の音楽隊で知り合ってコンビを組み、70年11月「第1回東京国際歌謡音楽祭」(後の世界歌謡祭)で美しい民族衣装で唄ったこの曲がグランプリに。来日中の2日間で日本語でレコーディング。B面はヘブライ語バージョン。ダビデは01年麻薬中毒で他界。日本では雪村いづみもカバー。
105 71/03/15 にしきのあきら 空に太陽がある限り 4 30.8 作詞・作曲:浜口庫之助
編曲:小杉仁三
パパが経営するキャバレーでスカウトされ、70年デビュー曲「もう恋なのか」(24位)でレコ大最優秀新人賞に輝き、その年の紅白にも出場してスターの仲間入り。バツグンの運動神経で芸能人運動会でも活躍。77年大麻で捕まり(のち不起訴)失踪したがのちに"錦野旦"と改名し、とんねるずのバラエティ番組で復活。当時3才もサバをよんでいたとか....
106 71/03/15 エルヴィス・プレスリー この胸のときめきを 5 30.8 詞曲:V.Wickham S.Napier-Bell P.Donaggio V.Pallavicini 「ハートブレイク・ホテル」「ラブ・ミー・テンダー」でおなじみ米の元祖ロカビリー歌手。メンフィス出身の元トラック運転手。68年TVショーでカムバック、71年ドキュメンタリー映画『エルヴィス・オン・ステージ』が日本公開され、この曲を含む同名アルバムが16週連続1位に。ダスティ・スプリングフィールドのカバーだが原曲は65年ピノ・ドナッジオのカンツォーネ。主演映画も34本ほとんどがヒット。77年8月薬物過剰摂取のため42才で急逝。
107 71/03/22 ドーン ノックは3回 8 19.5 詞曲:I.Levine・L.Russell Brown レコジャケでは白人男性バンドだが、実体は元ソロシンガーのトニー・オーランドと黒人女性コーラス2人による覆面ユニット。当時トニーが音楽出版社に勤務していたため、セッションが空いている娘2人と匿名でレコーディングした。プロデュースは61年「ライオンは寝ている」が大ヒットしたトーケンズ。曲調はバブルガム・サウンド。73年「幸せの黄色いリボン」(21位)は高倉健主演映画『幸福の黄色いハンカチ』の元ネタに。
108 71/03/29 朝丘雪路 雨がやんだら 5 32.5 作詞:なかにし礼
作・編曲:筒美京平
宝塚在団中の54年ジャズ歌手としてデビュー。57年「星はながれる」で紅白初出場、65年「ふり向いてもくれない」で歌謡曲に転向し、このアダルトなアーバン歌謡が久々のヒットに。女優としても活躍し、大川橋蔵と熱烈なロマンスも。医師と離婚後、俳優・津川雅彦と73年再婚。翌年長女の誘拐事件もあった。日本画家・伊東深水の娘で、お嬢様育ちの天然キャラで大橋巨泉と『11PM』の司会でも活躍したが、アルツハイマー型認知症のため2018年4月他界。
109 71/04/05 鶴田浩二 傷だらけの人生 2 81.1 作詞:藤田まさと
作・編曲:吉田正
高田浩吉の付き人から映画界入りした"唄う銀幕スター"の先がけ。49年歌手デビューし「街のサンドイッチマン」「赤と黒のブルース」や軍国歌謡「ダンチョネ節」「同期の桜」も大ヒット。女優・岸恵子とロマンスの噂もあった。「古いヤツだとお思いでしょうが…」のセリフは大流行し、左耳に手をあてて唄うポーズもよくマネされたが、曲がNHK的じゃなく紅白は落選。「また逢う日まで」に阻まれ6週連続2位どまり。肺ガンのため87年没。
110 71/04/05 リン・アンダーソン ローズ・ガーデン 6 17.9 詞曲:J.South 66年カルフォルニアのミスコン女王にも選ばれた米の美人カントリー歌手。ママはカントリー歌手のリズ・アンダーソン。騎手としても活躍した北ダコタ州出身のヤンキー娘。70年この曲でグラミー受賞。オリジナルは69年のグラミーに輝いたジョー・サウス。南沙織「17才」の元ネタとしても有名。薬物服用や万引で何度か捕まったが2015年7月心不全で他界。
111 71/04/26 ポール・マッカートニー アナザー・デイ 6 24.7 詞曲:Mr.& Mrs.McCartney 70年ビートルズを脱退した不世出のメロディー・メイカー、ポールの初ソロシングル。コーラスも担当した妻リンダと71年ウイングスを結成したが98年死別。スティービー・ワンダーやマイケル・ジャクソンとのデュエットもヒット。80年1月成田空港で大麻で捕まり来日公演が中止になったコトも.....
112 71/05/03 尾崎紀世彦 また逢う日まで 1 95.6 作詞:阿久悠
作・編曲:筒美京平
GS「ザ・ワンダース」のボーカルとして67年デビュー。愛称“キーヨ”。ズー・ニー・ヴーの70年「ひとりの悲しみ」のメロとアレンジをそのままに、阿久悠が詞を書き直して大ヒット。この年本命・五木ひろしをおさえレコ大に輝いた。もともと筒美京平が「サンヨー・ルーム・エアコン」のCM用に作ったボツ曲。バックコーラスはワンダースの2人。『ウルトラセブン』の主題歌で3番目の「セブン〜♪」の声もこの人。2012年に肝臓ガンのため他界。
113 71/05/03 あおい輝彦 二人の世界 3 41.2 作詞:山田太一
作・編曲:木下忠司
本人も出演したTBSドラマ『二人の世界』(主演:竹脇無我・栗原小巻)主題歌。視聴者からレコード化の要望が殺到して急遽レコーディング。64年ジャニーズ事務所の第1号タレント「ジャニーズ」でデビュー。アニメ「あしたのジョー」の矢吹丈、「水戸黄門」の助さん役もおなじみ。76年「あなただけを」(1位)が大ヒットしソロでも紅白出場。
114 71/05/10 アンディ・ウィリアムス ある愛の詩(うた) 4 32.1 詞曲:Francis Lai・C.Sigman 米の青春映画『ある愛の詩』テーマ曲。アンディの日本語盤と英語盤、作者のフランシス・レイのサントラ盤が3枚同時TOP10入り。サントラLPもバカ売れした。米国のTV番組『アンディ・ウィリアムス・ショウ』で人気を博し、「ムーン・リバー」「ゴッドファーザーの愛のテーマ」などが大ヒット。美人歌手クローディーヌ・ロンジェは元嫁。70年オズモンド・ブラザーズと来日し『味の素』のCMにも出演。91年紅白にも出場した。
115 71/06/07 五木ひろし よこはま・たそがれ 1 64.2 作詞:山口洋子
作・編曲:平尾昌晃
65年松山まさるの名でデビューし、一条英一、三谷謙と改名したがパッとせず、70年NTV系『全日本歌謡選手権』で10週勝ち抜きこの4度目のデビュー曲が大ヒット。73年「夜空」、84年「長良川艶歌」で2度のレコ大受賞。最大ヒットは79年「おまえとふたり」(3位)。所属事務所の社長はキックボクシングの生みの親。芸名は作詞家・山口洋子が五木寛之にあやかってつけた。
116 71/06/07 小林 旭 ついて来るかい 5 31.8 作詞・作曲:遠藤実
編曲:只野通泰
"マイトガイ"の愛称で映画『渡り鳥シリーズ』で石原裕次郎と人気を二分した日活の映画スター。小学生から芝居や児童合唱団に所属し56年映画デビュー。58年歌手デビューし「さすらい」「自動車ショー歌」「昔の名前で出ています」などヒットも多い。62年美空ひばりと結婚したが2年で破局、77年女優・青山京子と再婚。結婚式でもよく歌われた日活ヤクザ映画『ネオン警察・女は夜の匂い』の主題歌。
117 71/06/21 加藤和彦と北山 修 あの素晴しい愛をもう一度 10 23.9 作詞:北山修
作曲:加藤和彦
編曲:葵まさひこ
「帰って来たヨッパライ」の元フォークルの2人。シモンズのデビュー曲として書いた曲だが、二人が気に入り自分たちで唄うことに。中学校の教科書にも載ったスタンダードナンバー。71年北山は音楽業界を離れ精神科医に転身。加藤は72年サディスティック・ミカ・バンドを結成したがミカ夫人と別れ解散、77年売れっコ作詞家・安井かずみと再々婚するも94年死別、本人も2009年ウツ病で自殺した。
118 71/06/28 堺 正章 さらば恋人 2 52.9 作詞:北山修
作・編曲:筒美京平
6才から子役を始め、62年ザ・スパイダースのリードボーカルで歌手デビュー。通称マチャアキ。解散後は俳優、バラエティ、司会とマルチに活躍。フジTVのかくし芸では多才な一面も。パパはコメディアン・堺駿二。スパイダースの井上順とは名コンビ。E・H・エリックの次女は元嫁。歌詞はフォークルの北山修が担当。TBS系ドラマ『時間ですよ』で天地真理と唄った「涙から明日へ」「街の灯り」も大ヒット。
119 71/06/28 小柳ルミ子 わたしの城下町 1 134.3 作詞:安井かずみ
作曲:平尾昌晃
編曲:森岡賢一郎
宝塚音楽学校を卒業後、70年NHKの朝ドラ『虹』で女優デビュー。翌年“ディスカバー・ジャパン”の流行語に乗り、このデビュー曲でレコ大最優秀新人賞に輝く。72年「瀬戸の花嫁」(1位)で歌謡大賞、大胆な濡れ場やヌードも披露した83年の映画『白蛇抄』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に。89年に13才年下のバックダンサー大澄賢也と結婚したが2000年破局。芸能界きってのサッカー通。同じ3人娘のライバル天地真理とは不仲だった。
120 71/07/05 大木英夫・二宮善子 あなたまかせの夜だから 8 29.9 作詞:青江ひとみ
作曲:野村旬平
編曲:小杉仁三
「新宿そだち」の大木英夫が同じ東北出身の二宮善子とコンビを組んで2匹目の大ヒット。いまなおカラオケファンに愛される陽気なデュエット歌謡。二宮はNHKのど自慢大会グランドチャンピオン出身で、69年1月ミノルフォンから「土佐のひと」でデビューした元ソロ歌手、94年7月心不全で他界。
121 71/07/12 和田アキ子 天使になれない 8 22.0 作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一
編曲:馬飼野俊一
69年「どしゃぶりの雨の中で」(19位)が初ヒット、翌年「笑って許して」(11位)で紅白初出場。日活映画『女番長・野良猫ロック』やバラエティ番組『うわさのチャンネル』で現在のキャラを確立した。ダイナミックな歌唱で"和製R&Bの女王"と呼ばれたが、いつのまにやら芸能界のゴッド姉ちゃんに…。76年マネージャーと結婚したが81年フジTVのカメラマンと再婚。所属はホリプロ。意外にもこの曲が彼女(?)最大のヒット曲。
122 71/07/19 南 沙織 17才 2 54.2 作詞:有馬三恵子
作・編曲:筒美京平
返還前の沖縄ローカル番組でスカウトされ、長い黒髪と小麦色の肌で若者の人気をさらった元祖女性アイドル。本名シンシア・ポォリー(日本名・内間明美)。同期の小柳ルミ子、天地真理(当初は五十嵐じゅん)と"新・三人娘"と呼ばれたが78年学業専念のため引退、翌年モデルのジェーン・アダムスと離婚した写真家・篠山紀信と電撃結婚。日本語より英語が得意。息子はタレントの篠山輝信。パパはフィリピンの米軍人だが血は繋がっていない。
123 71/07/26 ジョーン・シェパード サマー・クリエイション(夏の日の出逢い) 4 24.2 詞曲:D.Pomes H.Watkins マックスファクター化粧品のコマソン。18〜24才までグレン・ミラー・オーケストラの専属歌手をしていた米ニューヨーク育ちのジャズ・シンガー。日本では千昌夫の元嫁として有名。72年8月千とニューヨークで挙式、コンビで活躍したが88年破局、その莫大な慰謝料が世間をアッと言わせた。78年から『新婚さんいらっしゃい』の司会も。現在はハワイ在住。
124 71/08/02 井上順之(井上順) 昨日・今日・明日 7 31.6 作詞:阿久悠
作・編曲:都倉俊一
堺正章と人気を二分した元スパイダースのボーカル。解散後は堺と同じくドラマ、バラエティ方面で活躍。76年からフジTV『夜のヒットスタジオ』の司会を務め軽妙なトークも好評。一時、売れっこモデルの元妻・青木エミの勧めで"順之"(じゅんじ)と改名したが74年元に戻した。71年「お世話になりました」(17位)などナゴミ系の良曲多し。
125 71/08/16 フォーリーブス 夏の誘惑 10 17.5 作詞:北公次
作・編曲:鈴木邦彦
青山孝(ター坊)、北公次(コーちゃん)、江木俊夫(トシ坊)、おりも政夫(マー坊)の男性4人組アイドル。たのきん、光GENJI、SMAP、嵐を生んだジャニーズの大先輩。江木は子役出身で「マグマ大使」のマモル少年役で有名。おりもは水泳大会の司会でも活躍。78年8月解散後、北は88年ジャニーズ暴露本が話題に。2002年再結成したが青山が09年、北が12年にともに肝臓ガンで他界。作詞がジャニー喜多川というのは周知の事実。
126 71/08/30 ダニエル・ジェラール バタフライ 10 15.6 詞曲:D.Gerard H.Barnes R.Bernet ヒゲと帽子がトレードマークだったフランスの男性シンガー。やさしい歌声で唄ったこの自作曲が世界中で大ヒット。なかにし礼訳詞による日本語盤のほか、元タイガースの岸部シローとブレバタが組んだ「シローとBREAD&BUTTER」のカバーもヒットした。78年TBS『おはよう700』の"キャラバンⅡ"のテーマに使われリバイバルヒット。
127 71/09/06 平山三紀 真夏の出来事 5 27.9 作詞:橋本淳
作・編曲:筒美京平
70年「ビューティフル・ヨコハマ」(64位)でデビューした元スクールメイツ。作曲家・筒美京平の秘蔵っコ。ハスキーな鼻声も魅力だった。姉は松竹スターで元歌手の園えり子(平山洋子)。高校時代はトワ・エ・モアの山室英美子とフォークグループを組んでいた。77年ばんばひろふみと結婚引退したが05年破局。80年代に廃盤レコード・ブームに火をつけ"廃盤の女王"と呼ばれた。レコ大新人賞で間違えて名前を呼ばれ、トイレで号泣事件も…
128 71/09/06 湯原昌幸 雨のバラード 1 61.9 作詞:こうじはるか
作曲:植田嘉靖
編曲:玉木宏樹
元GSザ・スウィング・ウエストのボーカル。同グループの68年「幻の乙女」(50位)のB面だった曲をセルフカバーして大ヒット。せんだみつおとのコンビでTBS系『せんみつ・湯原のドット30!』など、いじられキャラで司会やバラエティでも大活躍。83年元アイドル・荒木由美子と結婚。97年から歌手活動を再開し有線を中心にファンを集めている。
129 71/09/20 ハミルトン,ジョー・フランク・アンド・レイノルズ 恋のかけひき 10 16.2 詞曲:D.Lambert B.Potter 元エレキバンド「T・ボーンズ」のダン・ハミルトン、ジョー・フランク、トミー・レイノルズの3人で結成した米のロックバンド。プロデュースはママス&パパスやグラス・ルーツを手がけたスティーヴ・バリ。デビュー曲にして全米4位の大ヒットに。94年他界したダン・ハミルトンはベンチャーズ「ダイアモンド・ヘッド」の作曲者。
130 71/09/27 仲 雅美 ポーリュシカ・ポーレ/苦しき夢 3 47.2 作詞:橋本淳
作曲:レフ・コンスタンチノヴィチ・クニベル
編曲:近藤進
小1から日舞を習い68年東光夫の芸名で歌手デビュー。70年「だから愛して」で“仲雅美”に改名して再デビュー。翌年田村正和主演のTBSドラマ『冬の雲』で注目されたイケメン俳優。これはその劇中歌で原曲はロシア民謡。68年ソ連の赤軍合唱団(23位)のカバー。73年由美かおると共演した映画『同棲時代』も大ヒット。自殺した沖雅也と顔がソックリだった。その後事業に失敗し莫大な借金を抱え、現在は警備員。
131 71/10/11 ミッシェル・ポルナレフ シェリーに口づけ 6 30.5 詞曲:M.Polnareff 66年「ノンノン人形」でデビューし、フレンチ・ポップスの貴公子と呼ばれた男性シンガーソングライター。アフロに派手なグラサン、奇抜な衣装もセンセーショナルだった。もともと69年「追わないで」のB面だったが、日本ではドラマやCMで多く使われ、ワールドカップの応援歌に。72年「愛の休日」(6位)も大ヒット。2010年39才年下の恋人との間にベビーが誕生した。
132 71/10/18 欧陽菲菲(オーヤン・フィフィ) 雨の御堂筋 1 79.2 作詞:林春生
作曲:B.Bogle J.Durrill J.McGee M.Taylor D.Wilson
編曲:川口真
元台湾テレビの専属歌手。ナイトクラブで唄っていたのをスカウトされ来日した出稼ぎ歌手。このベンチャーズ・カバーが9週連続No.1、リズム感の良さとダイナミックな歌唱で多くの日本人アーティストに影響を与えた。パパは元台湾空軍パイロット。78年元レーサーの式場壮吉と結婚。83年「ラヴ・イズ・オーヴァー」(79年「うわさのディスコ・クィーン」のB面)が12年ぶりNo.1!!
133 71/11/01 チェイス 黒い炎 10 23.7 詞曲:B.Chase T.Richards ジャズトランペッターのビル・チェイス率いる9人編成のブラス・ロックバンド。ジャズとロックを融合したダイナミックでグルーヴ感あふれるこの作品はブラス・ロック界の最高傑作。メンバーもジャズ畑出身が多い。72年4月来日公演を行ったが、74年8月リーダーのビルを含むメンバー4人が飛行機事故で他界…。最近なぜか吹奏楽でよく演奏される。
134 71/11/22 天地真理 水色の恋 3 43.2 作詞:田上えり
作曲:田上みどり
補作・編曲:森岡賢一郎
71年ドラマ『時間ですよ』の“二階のマリちゃん役”でデビューし、あの“真理ちゃんスマイル”で一躍国民的アイドルに。シングル5作&アルバム5作No.1は当時新記録、マリちゃん自転車まで登場した。ソープ嬢のウワサや年齢サバ読み、ノイローゼ疑惑もあり77年休業。のちにポルノ映画や『ひょうきん族』で復活した元祖アイドル。クラシックの国立音大付属高出身。デビュー前、斎藤マリの名でヤマハの譜面応募の歌手をしていた。
135 71/11/22 ポップ・トップス マミー・ブルー 2 42.5 詞曲:H.Giraud P.Trim 黒人歌手のフイル・トリムを中心に66年結成したスペインの男性6人組バンド。モノ憂げな「オ〜マミ〜♪」のリフレインが世界中で大ヒット。リッキー・シェイン(28位)やイタリアのイヴァンナ(57位)など多くの競作盤も出た。原曲は「パリの空の下」のユベール・ジローが作ったシャンソン。日本では惜しくも「雨の御堂筋」に阻まれ2位どまり。
136 71/12/06 カーペンターズ スーパースター 7 27.1 詞曲:Leon Russell・Bonnie Bramlett 兄リチャード(Key)と妹カレン(Vo)による米の人気兄妹デュオ。日本ではこのリタ・クーリッジのカバーで有名になり、73年「イエスタデイ・ワンス・モア」(5位)が大ヒット、同年発売のアルバム「ナウ・アンド・ゼン」(1位)はベストセラーに。グラミーも3度受賞した。カレンはダイエットによる拒食症のため83年急逝、32才という若さだった…。
137 71/12/13 平田隆夫とセルスターズ 悪魔がにくい 1 72.5 作詞・作曲:平田隆夫
編曲:土持城夫
トンボメガネの"みみん・あい"(あいちゃん)と村部レミのツイン・ボーカルが人気だった6人組バンド。有線から火がつき4ヶ月かかってNo.1に。続く「ハチのムサシは死んだのさ」(8位)で紅白出場。ベースの小井修は寺尾聰がいたGSザ・サベージ出身。ボーカル2人の大ゲンカで74年解散。曲調が「ナオミの夢」とそっくり。
138 71/12/27 上條恒彦+六文銭 出発の歌 〜失なわれた時を求めて〜 5 29.1 作詞:及川恒平
作曲:小室等
編曲:木田高介
上條恒彦とフォーク界の重鎮、小室等率いる六文銭によるユニット。71年「ヤマハ・ポピュラーソング・フェスティバル」で別々にエントリーされた2組が意気投合し、その年の「第2回世界歌謡祭」でグランプリに。ボーカルの上條はもともと役者志望でNHK『ヤング101』や『3年B組金八先生』の服部先生役、丸大ハンバーグのコマソンも有名。タイトルは"タビダチのうた"と読む。
このほか15万枚以上売れたアーティスト
- 最高位
達成週
アーティスト タイトル

売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
- 71/03/08 北原ミレイ ざんげの値打ちもない 14 19.8 作詞:阿久悠
作曲:村井邦彦
編曲:馬飼野俊一
愛知県豊川市出身。高校卒業後に上京、銀座のクラブで唄っていたのを水原弘に見い出されこの曲でデビュー。事務所は研音。ミレイは本名の南玲子から。当初5番まで歌詞があり4番がカットされた話は有名。大信田礼子の「ずべ公番長シリーズ」で映画化され、劇中で本人も唄っている。ジャケットのイラストは上村一夫。75年北海道のニシン漁を唄った「石狩挽歌」(70位)も秀曲。
- 71/03/15 ダーク・ダックス 花のメルヘン 14 16.8 作詞・作曲:敏トシ
編曲:服部克久
「山男の歌」「雪山賛歌」「銀色の道」でおなじみ慶大出身の男性4人組コーラスグループ。デューク・エイセス、ボニージャックスと並ぶ日本初の本格的コーラスグループ。長期にわたる活動がギネスに認定された。この曲でレコ大編曲賞を受賞。冒頭のセリフは元巨人・水原茂の孫。85年自ら出資したレコード会社「メルダック」(ダックはダークダックスから)の取締役に。2011年パクさん(高見沢宏)の他界で活動停止。
- 71/03/22 森繁久弥 しれとこ旅情 11 20.4 作詞・作曲:森繁久弥
編曲:山本直純
60年映画『地の涯に生きるもの』のロケ地、北海道・羅臼町民の友情に感激した森繁が現地で徹夜で作り、62年紅白で唄った曲。もともと地元の漁師歌で原題は「さらば羅臼」。65年の発売時は売れなかったが、71年加藤登紀子のカバーで競作ヒット。50年藤山一郎とのコンビでラジオ『愉快な仲間』で注目された元NHKアナウンサー。映画『社長シリーズ』や『駅前シリーズ』、キャベジンのCMもおなじみ。代表作は舞台『屋根の上のヴァイオリン弾き』。2009年に96才で大往生。
- 71/04/05 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル 雨を見たかい 11 15.5 詞曲:J.C.Fogerty ジョン、トムのフォガティ兄弟を中心に結成した米・西海岸出身の4人組ロックバンド。略してC.C.R.。68年ローリング・ストーンズのカバー「スージー・Q」でデビュー。「プラウド・メアリー」「トラベリン・バンド」など5作の全米No.2ヒットをもつ(No.1はナシ)サザン・ロックの草分け。72年解散後、ボーカルのジョン・フォガティは85年アルバム「センターフィールド」が全米No.1に、劇的なカムバックを果たした。
- 71/04/05 赤い鳥 竹田の子守唄/翼をください 22 15.7 作詞・作曲:日本民謡
編曲:赤い鳥
(1973年「紙風船」でTOP10入り)
- 71/04/19 ジローズ 戦争を知らない子供たち 11 19.6 作詞:北山修
作曲:杉田二郎
編曲:馬飼野俊一
元シューベルツの杉田二郎が京都のフォーク仲間、森下次郎と組んだフォーク・デュオ。もともと杉田がアマチュア時代「それ行けカープ」(68位)の塩見大治郎らと組んでいたグループだが、68年デビュー後に一度解散。70年大阪万博コンサートのために作られた曲で、オリジナルはチェリッシュやバンバンもいた全日本アマチュア・フォーク・シンガーズ。71年のレコ大作詩賞受賞。72年解散し杉田はソロ、森下はラジオ関西のサラリーマンに。
- 71/06/14 森田健作 さらば涙と言おう 20 17.2 作詞:阿久悠
作・編曲:鈴木邦彦
(1972年「友達よ泣くんじゃない」でTOP10入り)
- 71/08/16 マーク・リンゼイとレイダース 嘆きのインディアン(チェロキー・インディアンの悲劇) 14 15.2 詞曲:J.D.Loudermilk 63年ポール・リビアとレイダースとして「ルイ・ルイ」でデビュー、70年5月レイダースと改名した米5人組ロックバンド。ボーカルはマーク・リンゼイ。日本では71年7月全米No.1になったこの曲で有名に。68年ドン・ファードンのカバーだが原曲は59年マーヴィン・レインウォーター。五木ひろし「待っている女」の元ネタで有名。宝塚の真帆志ぶきも71年の紅白で唄っている。
- 71/09/13 小山ルミ さすらいのギター 11 20.3 作詞:千家和也
作曲:J・リーブ・カインド
編曲:川口真
ドリフターズのカトちゃんとウワサがあった札幌出身のハーフ歌手。68年ナベプロから「はじめてのデート」で歌手デビュー。同年映画『ケメ子の歌』のヒロインやTBS『ヤング720』の司会で売れっ子に。74年渡米し翌年ロスの実業家と結婚して引退。渚ゆう子の二番煎じで売れたベンチャーズ歌謡だがオリジナルはフィンランドのザ・サウンズ('63)。ベンチャーズや長瀬晴美、入江ゆみ、ラブ・ストーリーと競作に。千家和也の作詞家デビュー作。
- 71/11/15 白川奈美 遠くはなれて子守唄 13 23.2 作詞:神坂薫
作曲:野々卓也
編曲:小谷充
「♪ネンネン坊やの〜」でおなじみ、故郷の我が子を想う泣きの子守唄。69年デビュー後、キャバレー専属歌手など不遇時代を過ごし71年「恋の灯が消える」で再デビュー。本名・小石川美枝子。急死した横綱・玉の海や湯原昌幸とウワサもあった。74年元巨人の富田選手と結婚引退したが89年離婚。作詞の神坂薫はトシちゃんの"日本歌謡大賞暴行事件"で殴られた元東京12ch(現テレビ東京)プロデューサーの工藤忠義。
- 71/12/13 野口五郎 青いリンゴ 14 19.2 作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
編曲:高田弘
(1973年「オレンジの雨」でTOP10入り)

ヒット歌手名鑑