ちゃとまに 制作・著作 KSK-PROJECT

ヒット歌手名鑑

TOP10入りした歌手の全データベース


1985(S60)年

♪尾崎豊、レベッカ、中村あゆみなどロックシンガーの台頭♪

セーラー服を脱がさないで 生意気

印はミリオンセラー
No. TOP10
登場週
アーティスト タイトル
(初登場曲)


売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
420 1985/02/04 大沢誉志幸 そして僕は途方に暮れる 6 28.2 作詞:銀色夏生
作曲:大沢誉志幸
編曲:大村雅朗
日清カップヌードルのCMソング。81年R&Bバンド「クラウディ・スカイ」のリードボーカルとしてデビュー。翌年ジュリーの「おまえにチェックイン」(8位)の作曲で注目され、83年ソロデビュー。84年資生堂のコマソン「その気×××(ミステイク)」(23位)が初ヒット。作詞は現エッセイストで詩人の銀色夏生。
421 1985/02/04 TOM・CAT(トム・キャット) ふられ気分でRock'n' Roll 4 35.9 作詞・作曲:TOM
編曲:Light house
第15回世界歌謡祭グランプリ受賞曲。大きなサングラスがトレードマークだった松崎淳美(TOM)を中心とする4人組ロックバンド。ポプコン2度目のチャレンジでこの曲が予選を通過し、松崎が急遽バンドを結成。CATのメンバーは曲によって入れ替わるユニット方式のプロジェクトバンド。バンド名はアメリカの戦闘機の名前。
422 1985/02/18 佐野元春 YOUNG BLOODS 7 17.8 作詞・作曲・編曲:佐野元春 印税をアフリカ難民救済のチャリティーに寄付した国際青年年テーマソング。78年第15回ポプコンで入賞し、80年「アンジェリーナ」でデビュー。81年大滝詠一のナイアガラトライアングル参加で注目され、82年アルバム「SOMEDAY」が初ヒット。80年代はTV出演は全くせずライブ活動がメイン。立教大卒業後は広告代理店に勤めラジオのディレクターをしていた。
423 1985/02/18 吉 幾三 俺ら東京さ行ぐだ 4 35.1 作詞・作曲:吉幾三
編曲:野村豊
千昌夫プロデュース。千が吉のために自費で作り、北海道の有線から火がついた元祖“ラップ演歌”。青森県出身。73年山岡英二の名でデビューしたが全く売れず、77年コミックソング「俺はぜったい!プレスリー」(25位)で再デビューして注目された。千に提供した「望郷酒場」や「雪國」「酒よ」も大ヒット。85年TBS系ドラマ『夏・体験物語』(中山美穂主演)のスケベな教師役もおなじみ。
424 1985/02/25 C-C-B Romanticが止まらない 2 51.7 作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:船山基紀
TBS系ドラマ『毎度おさわがせします』主題歌。青山の元祖ミニFM局“KIDS”の元専属バンド。82年夏結成、翌年ココナッツ・ボーイズ名義でデビュー。渡辺英樹(ヒデキ)、関口誠人(ゴム)、笠浩二(リュウ)、田口智治(チュウ)、米川英之(ヒーくん)の5人組。87年関口が脱退、89年10月の武道館ライブで解散。打ち込み以外のギター、キーボード、シモンズのフィルはメンバーのダビング。
425 1985/03/11 斉藤由貴 卒業 6 26.4 作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:武部聡志
第3回ミスマガジン出身。84年明星「青春という名のラーメン」のCMで注目されこの曲で歌手デビュー。女優志向のため音楽賞レースには参加せず。ドラマ『スケバン刑事』の初代・麻宮サキ役、NHKの朝ドラ『はね駒』のヒロイン役もおなじみ。敬虔なクリスチャンだが尾崎豊や川崎麻世、50代医師との不倫騒動で“恋多き女”との声も。いまや卒業ソングの定番に。
426 1985/03/25 リマール ネバーエンディング・ストーリーのテーマ 5 23.7 詞曲:G.Moroder K.Forsey ミヒャエル・エンデ原作の映画『ネバーエンディング・ストーリー』主題歌。美形バンド“カジャグーグー”の元ボーカル。バンド脱退後、84年の『東京音楽祭』で審査員のジョルジオ・モロダーと意気投合し、モルダーの手がけていたこのテーマソングを唄うことに。日本では羽賀健二もカバー。
427 1985/04/22 USA for AFRICA ウィ・アー・ザ・ワールド(12インチ) 2 31.1 詞曲:M.Jackson L.Richie アフリカ飢餓救済のためのチャリティシングル。バンドエイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」の二番煎じで世界的なヒットに。米国内だけで400万枚、全世界で3000万枚売れた。通常盤もオリコン10位(17.8万枚)のヒット。
428 1985/06/10 松任谷由実・小田和正・財津和夫 今だから 1 36.7 作詞・作曲:松任谷由実・小田和正・財津和夫
編曲:坂本龍一
85年6月、国立競技場で行われたイベント『ALL TOGHETHER NOW』のため3人が書き下ろした曲。レコード会社の枠を超えた超豪華ユニット。異例の2社からリリースされたため未CD化。バックの演奏はKey.坂本龍一、G.高中正義、B.後藤次利、Dr.高橋幸宏。
429 1985/07/01 中村あゆみ 翼の折れたエンジェル 4 37.8 作詞・作曲・編曲:高橋研 「日清カップヌードル」CMソング。84年デビューした女性ロックシンガー。平尾昌晃歌謡教室出身、元々アイドル志望。ハスキーボイスが魅力。「ふられ気分でRock'n' Roll」の回転数を下げたような曲。
430 1985/07/29 おニャン子クラブ セーラー服を脱がさないで 5 24.7 作詞:秋元康
作・編曲:佐藤準
フジTV系バラエティ『夕やけニャンニャン』から生まれた大所帯アイドル。番組当初は11人、オーディションで52人まで増えたが「文春喫煙事件」で何人か辞めている。予想外の大ブームを巻き起こしたが番組終了に伴い87年9月解散。仕掛け人は秋元康。
431 1985/08/05 Toshi & Naoko 夏ざかり ほの字組 5 20.1 作詞:阿久悠
作曲:筒美京平
編曲:新川博
NTV系『カックラキン大放送!!』などで共演した田原俊彦と研ナオコの仲良しデュオ。ともにキャニオン所属でプライベートでも交友がある二人。息の合ったハーモニーで85年のレコ大作詞賞を受賞。研は82年「夏をあきらめて」(5位)以来3年ぶりのTOP10入り。
432 1985/09/09 河合その子 涙の茉莉花(ジャスミン)LOVE 1 19.0 作詞:T2
作・編曲:後藤次利
83年ソニーの『ティーンズ・ポップ'83』で準グランプリ(優勝は沢田玉恵)に選ばれ、85年おニャン子クラブ加入。会員番号はNo.12。この曲でおニャン子から最初のソロデビュー。86年「青いスタスィオン」(1位)はおニャン子関連では最大ヒット。元陸上部。94年作曲家・後藤次利と結婚引退。
433 1985/09/09 LOOK(ルック) シャイニン・オン君が哀しい 8 20.2 作詞・作曲:千沢仁
編曲:LOOK
協和発酵「サントネージュワインクーラー」CMソング。ACB(アシベ)というライブハウスを経営していた福迫氏(のちのマネージャー)がバンドのメンバーを寄せ集め、84年THE東南西北、聖飢魔IIも参加した「CBSソニーオーディション'84」で優秀賞に選ばれこの曲でデビュー。ボーカル鈴木トオルのハスキーボイスが話題になった。鈴木は88年脱退し翌年ソロデビュー。
434 1985/09/16 とんねるず 雨の西麻布 5 22.1 作詞:秋元康
作曲:見岳章
編曲:高田弘
フジTVの深夜番組『オールナイトフジ』で注目され、84年「一気!」(19位)が初ヒット。翌年『夕やけニャンニャン』で人気爆発。高校の同級生・石橋貴明と木梨憲武のお笑いコンビ。NTV系『お笑いスタ誕』出身。デビュー曲は81年のアニメ『新・ど根性ガエル』の主題歌「ピョン吉・ロックンロール」。この曲のコーラスはクール・ファイブ。
435 1985/10/07 小林明子 恋におちて -Fall in love- 1 95.4 作詞:湯川れい子
作曲:小林明子
編曲:萩田光雄
TBS系ドラマ『金曜日の妻たちへIII 恋におちて』主題歌。当時音楽制作会社勤務で、「終わりのない歌」の惣領智子に作った曲がボツになり自ら歌って大ヒット。学習院大の哲学科卒という才女。ピアノ、ギター、シンセとなんでもこなし、デビュー前はロックやヘビメタのアマバンドを組んでいた。意外にもプログレ好き。英語詞は「しば漬け食べたい…」の山口美江。
436 1985/10/14 おニャン子クラブ・うしろゆびさされ組 うしろゆびさされ組 5 20.9 作詞:秋元康
作曲:後藤次利
編曲:佐藤準
フジTV系アニメ『ハイスクール!奇面組』主題歌。河合その子に続いておニャン子からデビュー。当初「にんじん組」のユニット名で覆面歌手としてデビューする予定だった。シングル6枚のうちデビュー曲を除く5作が1位に。
437 1985/10/14 中山美穂 生意気 8 11.4 作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:船山基紀
TBS系ドラマ『毎度おさわがせします』のツッパリ娘役で注目され、85年「C」で歌手デビュー。バーニングプロ所属。TBS絡みでレコ大最優秀新人賞を受賞(本命は本田美奈子)。田原俊彦と付き合ったのち、02年元エコーズのボーカル・辻仁成(現作家)と結婚したが破局。
438 1985/10/28 道上洋三 阪神タイガースかぞえ唄 (5) (11.8) 作詞:清藤耕一
作・編曲:竹村次郎
本業はABCのアナウンサー。自身が担当する『おはようパーソナリティ道上洋三です』から生まれた曲。B面は「六甲おろし」。もちろん大のタイガースファン。売上・最高位ともシングルカセットとの合算。(オリコン合算は86年4月から)
439 1985/10/28 立川清登・二期会合唱団 六甲おろし〜阪神タイガースの歌〜 (9) (7.1) 作詞:佐藤惣之助
作曲:古関裕而
編曲:小沢直与志
10月の優勝で日本中がトラフィーバーに沸き返った阪神唯一の球団公認歌。立川にとっては「四季の歌」(64位)以来9年ぶりのヒット。作曲は欽ちゃんの『オールスター家族対抗歌合戦』で審査員同士だった古関裕而。シングルカセットだけの発売のため、オリコンではアルバム扱い。
440 1985/10/28 本田美奈子 Temptation(誘惑) 10 18.4 作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:大谷和夫
「東芝ファンヒーター」CMソング。85年「殺意のバカンス」(21位)でデビューし新人賞レースを総ナメ、翌年ヘソ出しルックで唄った「1986年のマリリン」が大ヒットし“和製マドンナ”と呼ばれた。アーティスト宣言後はロックに転向。その後『ミス・サイゴン』など舞台中心に活躍したが、2005年急性骨髄性白血病のため38才で死去。
441 1985/11/04 尾崎 豊 DRIVING ALL NIGHT(12インチ) 9 8.8 作詞・作曲:尾崎豊
編曲:尾崎豊 & HEART OF KLAXON
当初は全く売れず、84年8月の日比谷野音で飛び降り骨折して注目されたカリスマ・ロック歌手。同期で友人の吉川晃司がラジオなどで推していた。87年覚せい剤でタイホされ一時休業、復帰後の92年4月肺水腫で急死(覚せい剤中毒だった事がのち明らかに)。TV出演は『夜ヒット』1回きり。死後「OH MY LITTLE GIRL」(1位)がミリオンセラーになるなど根強い人気をもつ。
442 1985/11/11 吉沢秋絵 with おニャン子クラブ なぜ?の嵐 8 10.4 作詞:秋元康
作曲:山梨鐐平
編曲:瀬尾一三
本人も矢島雪乃役でレギュラー出演した『スケバン刑事II』(南野陽子主演)の主題歌。夕ニャンの「スケバン刑事IIオーディション」で選ばれ3ヶ月後にデビュー。おニャン子会員No.25。本名は“章江”。2ndのB面はあの有名な「会員番号の唄」。引退後は雑誌編集者に。
443 1985/11/18 レベッカ フレンズ 3 30.7 作詞:NOKKO
作曲:土橋安騎夫
編曲:レベッカ
NTV系ドラマ『ハーフポテトな俺たち』(中山秀征主演)EDテーマ。紅一点のボーカルNOKKO (ノッコ)を中心とした4人組ロックバンド。後藤次利プロデュースで84年4月デビュー。デビュー当時は小暮武彦(RED WARRIORS)がメンバー。なぜか『夜ヒット』に一度も出ていない。91年解散。99年ドラマ『リップスティック』の主題歌になり再ヒットした。
444 1985/11/18 岩崎良美 愛がひとりぼっち 10 16.0 作詞:康珍化
作・編曲:芹澤廣明
フジTV系アニメ『タッチ』第2期主題歌。80年「赤と黒」でアイドル歌手デビューした岩崎宏美(ヒロリン)の妹。愛称ヨシリン。堀越の同級生で同期の松田聖子と仲良し。女優ではTBS系ドラマ『スクール☆ウォーズ』のマネージャー役など。
445 1985/12/16 Hideki Saijo & Barry Manilow 腕の中へ -In Search of Love- 10 11.2 作詞:Allan.Rich
作曲:Barry Manilow・Howie Rice
日本語詞:吉田美奈子
編曲:船山基紀
「コパカバーナ」(27位)や「メモリー」(キャッツのテーマ)で有名なバリー・マニロウと西城秀樹のデュエット。バリーはニューヨーク生まれのロシア系ユダヤ人、青い瞳の貴公子シンガー。83年化粧品のコマソン「君はLookin' Hot」(27位)が日本だけでヒット。バリーが秀樹の「抱きしめてジルバ」(ワム!のカバー)を偶然FMで聴いて気に入りタッグを組んだ。
446 1985/12/23 少年隊 仮面舞踏会 1 47.8 作詞:ちあき哲也
作曲:筒美京平
編曲:船山基紀
“ジャニーズ少年隊”から改名し、この曲でデビュー(84年5月「あなたに今Good-bye」でビデオデビューしている)。ニッキ、カッチャン、ヒガシの3人組ジャニーズ・トリオ。81年結成。翌年ひかる一平の主演映画『胸さわぎの放課後』でデビュー。同年松原康行が抜け東山紀之(ヒガシ)が新メンバーに。B面&ジャケット違い3種のカラーレコード仕様。
447 1985/12/30 荻野目洋子 ダンシング・ヒーロー (Eat You Up) 5 32.4 詞曲:A.Kyte T.Baker
訳詞:篠原仁志
編曲:馬飼野康二
小6のときモノマネ番組に出演してスカウトされ、79年小学生アイドル『ミルク』(ドラム担当)でデビュー、84年ソロデビューしたオギノメちゃん。女優の荻野目慶子は姉。ライジングプロ所属。2001年プロテニス選手の辻野隆三と結婚。85年アンジー・ゴールド「素敵なハイエナジー・ボーイ」(36位)のカバーで、2017年大阪・登美丘高校ダンス部の“バブリーダンス”動画も話題に。
このほか15万枚以上売れたアーティスト
- 最高位
達成週
アーティスト タイトル

売上
枚数
(万)
作家陣 コメント
- 1985/01/14 レイ・パーカーJr. ゴーストバスターズ 19 18.6 詞曲:Ray Parker Jr. 全米No.1になった米の大ヒット映画『ゴーストバスターズ』主題歌。米デトロイト出身の黒人シンガー。Mのロビン・スコット「ポップ・ミュージック」とヒューイ・ルイス「アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ」に似てると両人から盗作と訴えられ敗訴したラップっぽい曲。12インチ盤も0.9万枚のヒット。日本では片岡鶴太郎が「ゴーストブスターズ」と改題してカバー。
- 1985/12/30 門脇陸男 祝い船 27 25.0 作詞:千葉幸雄
作曲:中村典正
編曲:植原路雄(槙原道雄)
東北放送のラジオ番組『民謡でごきげん』で公募された募集歌。82年9月に発売され、地元・宮城県の有線放送から火がつき3年越しのヒットに。オリコンでは66週チャートイン。結婚式で唄う人も多かった。もと宮城交通のバス運転手で現在は農業をしながら歌手活動。作曲の中村典正は北島三郎の従兄。

ヒット歌手名鑑